子供が野球とサッカーをしていると

色々なことが見えてきます。

 

日本における、野球とサッカーの

現状は散々言い尽くされてきて

いますので、もうご存知の方も

多いと思いますが、

 

サッカーには、プレーヤーズ・ファースト

という理念がほとんどの指導者に浸透

していると感じます。

 

「選手第一主義」とでもいいましょうか。

 

指導者は、選手の成長を第一に考えて

指導を行うということです。

 

しかし、どうやら野球界では、幅を利かせて

いるのは大人が主体という考えのようです。

 

子供の成長よりも、大人が満足すること

を第一に置いているとしか思えない

事例が発生しました。

 

「清宮に回す敬遠」の2つの問題

 

9回2アウトランナー無しから、勝っている

秀岳館の監督は2番バッターを敬遠

して、清宮と勝負させました。

 

見ている大人は喜ぶでしょうが、

敬遠された2番バッター君は泣いて

いたそうです。清宮君も、凡退して

自分が見世物になったような気持ち

になったのではないでしょうか。

 

打っても批判される、凡退しても

批判される。 清宮君のファンでも

何でもありませんが、こんな状況に彼を

追い込んでいるのは、ほかでもない

周りの大人とメディアです。

 

野球をしていて心地よいと感じている

子の割合と、サッカーをしていて心地よい

と感じる子の割合は、どちらが多いか。

 

笑顔の子達の数を数えてみれば分かります。

 

心地よい方に人が集まるのは当たり前。

 

こうやって大人が自己満足に浸っている

間は、一度逆転されてしまった野球と

サッカーの立ち位置が再び逆転する

日は来ないのではないかと思って

しまいます。

 

色々な意見があるとは思いますが、

私自身野球の指導者としての立場から

見ても、プレーヤーズ・ファーストが

全く感じられないこの事例は残念で

仕方ありません。