今年は、生まれて初めて日本シリーズを

ナマで見る機会を得ることが出来ました。


普段の試合と違い、真剣勝負でプロがぶつかり

あうとこんなにすごいのか!と実感できたり、

いつもに増してものすごい千葉マリンの応援に

鳥肌がたちました。


マリーンズが得点すると、見ず知らずの周りの

人と一緒になってハイタッチしたり、子供たちも

大いに楽しんでいるようでした。



球場で観戦するときは、テレビに映らない試合の

面白さが目に付きます。



中学生に是非プロの真剣勝負を球場で見てもらいたい。

そう思える場面がたくさんありますが、今日はその中でも、



「荒木、井端は不調でもなぜ外せないのか?」


という理由が分かったことを紹介したいと思います。



井口・西岡の二遊間と井端・荒木の二遊間


技術的には、両二遊間ともに素晴らしく、甲乙がつけがたい。


ただ、両者の決定的な違いがどこにあるかというと、



守っているときの運動量



なのです。



アライバは、二塁にランナーがいるときは、ランナーの

一歩目のスタートを遅らせるため、またはセカンドベースに

ランナーを釘付けにしておくために、あらゆる工夫をして、

常に動き続けてランナーをけん制しています。


相手がバントをしてくるときは、特にその動きが顕著に

なります。 本当に息の合ったすごい動きをしています。


あの動きのバリエーションを全てビデオに保存して、

見てみたいくらい、素晴らしいと感じました。


セリーグの外野手部門では、和田選手の捕殺数が

ナンバーワンだそうですが、この二遊間コンビの働き

が捕殺数アップに大きく貢献していると思いました。



キャッチャーからピッチャーへの返球時のカバーも

一球たりとも気を抜かず、きっちりやっていますし、

ついでに言うと、ピッチャーがファーストへ牽制球を

投げた後、ファーストが投げ返す際にサードがきっちり

カバーに入ります。


ロッテに比べると、中日はかなりこのあたりの意識が

徹底されているようでした。


リーグ1位(中日)とリーグ3位(ロッテ)のチーム

の差は、144試合戦ってみるとかなりはっきり出る

ように思いますが、短期決戦であれば分からない。


落合野球ははっきり言って好きではありませんが、

かつての常勝軍団だった西武のように、勝つために

やるべきことは徹底されているな、選手が野球マシーンと

化しているかのようなその正確な動きには、ある種の

凄みを感じるな、と改めて思いました。


ピンチの場面でもやるべきことが徹底されており、

チームとしての意思統一がしっかり取れている。


ここが、中日の昨日の勝利を呼び込んだ要因の

ひとつかもしれません。


ロッテに優勝してほしい日本シリーズですが、

最後までもつれそうですね。


こんな面白い7試合を全部テレビ中継しないなんて、

野球界の大いなる損失です!