土日の12時過ぎに日テレで放送している

Going というテレビ番組があります。


その中で、芸能人の亀梨くんが


・速いボールを投げる

・ホームランを打つ


などのテーマにトライする企画があります。


そのなかで、「ホームランを打つ」という

企画を注目して見ています。


なるほど、と感じるのは、ボールを飛ばす

方法の正解はひとつではないと言うことです。


それぞれのプロ野球選手が、それぞれの型、

すなわち自分で編み出した理論を持っています。


楽天イーグルスの山崎選手が、青木選手の理論を

参考に自分でトライしてみたが、自分には全然

合っていなかったと答えていました。


本当にそのとおりで、指導者およびコーチは

色々な子にあわせられる引き出しを持っていなくては

いけないと感じます。


昔だったら、指導者は自分がやってきたひとつのやり方

にこだわって、出来ないのは選手のセンスがないからだ、

という言い分もまかり通っていました。


今はクオ・スタンス理論に代表されるように、バッターの

タイプを細かく分けて教える方法もありますし、インター

ネットで調べれば、指導法だけならごろごろ出てきます。


個人的には、バッターにはイチローのように踏み出し足に

軸を作って打つタイプと、カブレラ選手のように軸足に

体重をできるだけ残して、ボールを出来るだけひきつけて

打つタイプに大別されると思います。


イチロータイプをシフトタイプ、カブレラタイプを

トルクタイプと呼ぶそうですが、シフトタイプが得意な

バッターにトルクの打ち方を指導してもだめだ、ということを

私もこれまでの指導を通して体験してきました。


ただ、それを少年野球の頃から大人が合う、合わないを

判断して細かく教えることはあまり良いことではないのかな、

と最近思います。


息子とバッティング練習をしていると、色々な選手の真似を

しながらバットを立ててみたり、傾けてみたり、足を高く

上げて打ってみたり、すり足で打ってみたり、と自分の

1番打ちやすいフォームを自分で探しているのです。


小学1年生ですから、フォームも固まっていませんし

当たり前と言えば当たり前なのですが、ちょっと基本的な

打ち方をマスターした後は、子供は自分で1番打ちやすい 

フォームで自然に打つようになるのではないかと感じます。


体が小さい子は、体全体を使って打たないとボールが飛びません

から、自然に体重を前にシフトさせて打つ子が多くなるでしょう。


また、そのフォームは体の筋力がつくに従って変わっていくことも

あるのではないかと私は思います。


亀梨くんは、プロ野球選手から聞いた理論を全て取り入れようと

して、結局自分がボールを飛ばすことのできるフォームが

見つかっていないようですが、(毎日練習していない訳ですから

無理もありませんね)、指導者として大切なことは、自分のフォーム

が見つけやすくなるような練習法を工夫することと、あとは

根気よく練習に付き合ってあげることではないかと思います。


ポイントポイントで的確に声をかけ、褒め、そして試合で

何本か良い当たりが出れば、自分が良いと思っている

打ち方が少しずつ自分のものになっていくのではないかと

感じます。


皆さんは、楽天イーグルスのマー君と共に北海道から全国を

沸かせた四番バッターの本間君を覚えていらっしゃいますか?


駒大苫小牧から亜細亜大学に入って野球を続けている

本間君ですが、長距離砲だった高校時代からは考えられない

ようなフォームで打っているようです。



大学入学直後の本間君


$臥薪嘗胆(がしんしょうたん)


最近の本間君(つーさん、写真お借りします)


$臥薪嘗胆(がしんしょうたん)


ここまで変化する例も珍しいですね。


これはどちらが正解なのか。 難しいですね~


ただ、指導者がいじりすぎて、本人も訳が分からなく

なって、行き着いた結果でなければいいな、と思います。