テニスの四大大会のひとつ、全豪オープンにて、
日夜激戦が繰り広げられ、日本にも
いくつか情報が入ってきていますね。

たとえば、女子シングルスでは中国勢が
4強に2人入ったとか、一度引退していた
元女王のエナン・アーデンが、復帰して
いきなり決勝に進んだとか。

同じ時期に障害者の車椅子テニスが
同じコートで行われていることはあまり
報道されていないため、知らない人も
多いのではないでしょうか。

この大会に出場している、私の教え子が
います。

北京オリンピックの金メダリストである
車椅子テニスの国枝慎吾 選手です。

実は、彼はこの大会、単複ともに3連覇中。

この大会に4連覇がかかっていましたが、
見事単複ともに4連覇を成し遂げたそうです。

セットカウント1-1で迎えた第三セット、
4-5と追い詰められ、相手にマッチポイント
を握られて15-40と圧倒的不利な状況から
勝利をものにしたということでした。

彼は北京五輪で金メダルを獲得したあと、
日本で車椅子テニスをメジャースポーツにする
という大目標を掲げ、プロ転向を決意。

バックハンドの練習のし過ぎでひじを痛めて
いる状況の中、精神力で戦い続けています。

昨年11月24日には「徹子の部屋」にも
出演し、有名人の仲間入りを果たしつつ
ある彼が常々口に出していることが、

「自分を育ててくれた車椅子テニスに恩返しがしたい」

ということです。

自分の「強くなりたい」という欲望だけを
モチベーションにしていたならば、北京の
金メダル獲得を持って彼は競技を引退
していたでしょう。

彼に更なるモチベーションを与えて
いるのは、

「世のため、人のため、お世話になった存在
のために頑張りたい」

という気持ちなのです。

人間に最後に力をくれるのは、やはり月並みですが

「感謝の気持ち」

なのでしょうね。

ブログを通して彼の「車椅子テニスをメジャーにする」
という目標のわずかな一助になりたいと思います。

国枝選手、四連覇、おめでとう!

読んでくださった方、ありがとうございました。