メンタルトレーニングの重要性に気づいてから、
ここ数年ずっと勉強を続けています。

今年になってから、それを生かす現場がなかなか
ないのがちょっと残念なのですが、勉強をすれば
するほどメンタル面が体に及ぼす影響に驚きを
禁じえない思いです。

先日、車椅子テニスで全仏オープン3連覇を
成し遂げた、国枝慎吾選手もしかり。 外国人の
メンタルトレーナーがついて徹底してやっています。

さらに驚いたのは、サッカーのヨーロッパチャンピオンズ
リーグ決勝でも、メンタルトレーニングが勝敗を分けていた
かも知れない、という話です。

今回は、下馬評で有利といわれていたマンチェスター・
ユナイテッドを、スペインのバルセロナが2-0で下しました。

そのバルセロナのグアルディオラ監督。

5月27日、ローマで行われる決勝戦の直前、
監督は ローマにちなんだ

「グラディエーター」

という映画の一部を使ったビデオを選手に見せ、
モチベーションを刺激したというのです。

その映像は、監督自らスペインのテレビ局に
お願いして作ってもらったものだとか。

「決勝戦のためにチームを焚き付けるビデオが欲しい。
好きなように作ってくれて構わないが、ひとつだけ注文がある。
選手24人を全員出してくれ」

その要請を受けて、決勝戦の二日前に出来上がった
ビデオは次のような内容だったそうです。

以下、Numberweb より転載

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スクリーンに映し出されたのは、まず「グラディエーター」のワンシーン。
次に体を張って敵のシュートを止めるビクトル・バルデス、ピント、ジョルケラ。
そ して、ちょうど1年前に手術した膝のリハビリに取り組むミリト。数週間前に負傷しながら、
この試合に間に合うようにと必死にトレーニングするイニエスタ、 アンリ。ドリブルするフレブ、
シウビーニョ。ゴールを決めるグジョンセン、ブスケッツ、アウベス……。

レアル・マドリー相手に6点決めるシーンが続く。間には映画のシーンが差し挟まれながら……。

BGMは映画のサウンドトラックから、パバロッティが歌うオペラ「トゥーランドット」の
アリア「誰も寝てはならぬ」に変わった。歌詞の最後は

「夜明けと共にわたしは勝つ、わたしは勝つ」である。

7分10秒が経ち、部屋に灯りがつくと、選手数人が涙を流していた。
「選手の心の琴線に触れるものが欲しかった」というグアルディオラの要望に
完璧に応えたのだ。

以上、転載終わり

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マンチェスターがいつもどおりのアップを続けるなか、
アップを短めに切り上げて、映像を見てから決勝戦に
臨んだバルセロナ。

結果は前評判を覆す勝利。

メンタルトレーニングが100%、勝利の原因であった
と確定するのは早計だと思いますが、すごい才能を
持った選手たち同士のぶつかりで勝敗を分けたのは、
やはりメンタルの差であった。 そう思います。

いつかこれと同じことを、生徒たちにしてあげたいと
思います。 いつになるかな・・・・

(実際、いくつかの中学野球強豪校はやっているみたいです)

怪我をしている選手、控えの選手も含め、選手全員が
出ている映像、というのがいいですね。

一度、どこかの部活のプロデュースをやってみようかな。