冬のトレーニング期間もそろそろ
終わりが見えてきました。

今年はチームの冬トレのメニュー
にも絡んでいませんので、チームの
どこが強化されたのかを把握できるのは
これからの練習試合やローカル大会を
通して、ということになると思います。

春の大会の前にローカル大会があり、
ある程度真剣勝負の中で力を試す
ことができるのが、千葉のいいところですね。

おととしは、岐阜の山間部も結構暖かい
日が続いたこともあり、ボールを使った
練習も数多くこなしました。 どちらかと
いうと、チームというよりも個人の底上げ
を主眼においての練習が多かった。

その結果、個人の能力は飛躍的に底上げ
されました。 ボールを飛ばす力にかけては
3年生は他校に劣らないレベルまでもって
くることができました。

昨年は、チームが機動力野球を目指す
という一貫した方針の下に冬練習の
メニューを組んだこともあり、ほとんどの
練習がチームとして行われました。

10月後半から、3月まで毎日1500m走の
タイム測定は続けました。

結果、おととしのチームより長打力と
投手力はやや劣るものの、精神力と
スタミナ、そしてチームワークが大きく
伸びたように思います。

結論としては、冬練習は個人の能力アップ
だけにフォーカスするのではなく、やはり
苦しい練習でもチーム全体で乗り越える
ような雰囲気作りをし、メニューを工夫して
あげることが必要だと感じています。

そして、冬のトレーニングで春までに必ず
培っておくべきものは、ずばり精神的なスタミナと
チームワークですね。 

これは春からの走り込みで簡単につくものでは
ないことをおととし実感しました。

精神的なスタミナがつき、チームワークが
よくなったチームを途中で去ることになって
しまったので、その後どのように力をつけて
あげられるかは未だ実験段階ですが、
これまでの経験から今のチームにできる
ことを少しずつリストアップして行きたいと
思います。