医学や理論は日々進化します。


それに付随する方法論もそれに伴い変化します。


トレーニング交歓会二日目は、最新のコンディショニング

について、そしてキャッチャーの育成について深く勉強

してきました。


まず、驚いたのは肘痛や肩痛などのスポーツ障害に

ついての学会が毎年開かれていること。 そこで12時間

ぶっ通しでスポーツ障害について議論がかわされる

そうなのですが、 今年の学会では、


「従来のゼロポジションの位置は高すぎる」


という説でまとまったそうです。



立花理論でいうゼロポジションは、実は肩肘への

負担がゼロになる位置ではないということだそうです。



え!?



今まで俺が生徒に教えていたのは何だったの??



という気持ちになりましたが、そのほかにも小学生には

肩痛よりも肘痛の多い理由、高校生には圧倒的に肩痛

がおおくなるメカニズムなどもしっかりと説明していただき、

それを防止するにはフォームをいじるのではなく、


まずは  



姿勢



を直すことからスタートするのだということ。



そして、正しい肩のストレッチと軸足でしっかり

まっすぐに立つことを気をつけるだけで、ずいぶん

肩肘の痛みがなくなるということを学びました。



二日間で目からうろこの連続です。



自分もピッチャー出身で肩や肘については

人よりも勉強している自信がありましたが、

まったく不十分だということを自覚させられ

ました。



そして、後半の分科会では、3年間ずっと聞きたいと

思っていたキャッチャー育成についての分科会に

ようやく参加することができたので、最初から最後まで

やりとりをビデオに収めてきました。


キャッチャーの育成手順すら知らなかった自分が

恥ずかしいやら、これまでの生徒に申し訳ないやら。



人物選びに始まり、捕球、送球、外角一辺倒で実戦、

内角一辺倒で実戦、それを踏まえて配球を考えさせ、

リードと配球の違いを教え、ブルペンでの過ごし方、

試合の入り方を教え、最終的にサインプレーや試合の

組み立て方を教えて中学のキャッチャーは完成する。



これをしっかり計画を立て、段階を踏んでやっていく。


その他にも、捕球練習、送球練習の具体的な着眼点や、

前に突っ込んでしまうキャッチャーの修正の仕方、

理想的な座り方など、事細かな内容がたくさん詰まって

いる今回のビデオは、私の宝物になりそうです。


いつか捕手出身のmetooさんとこのビデオをみながら

野球談義をしてみたいです。


帰りには、自分より若い先生が、自分がつい2年ほど前に

抱えていた同じような問題で悩んでいたので、昼食を

共にしながら話を聞き、元気になって帰ってもらいました。


そして、自分に気合を注入するために、寒波の中岐阜

のRM中グラウンドまで足を伸ばしました。



臥薪嘗胆(がしんしょうたん)


自分の指導者としての原点であるあのグラウンドにしばし

佇んで、あの頃のことを忘れるな! と自分に言い聞かせて

きました。 胸に熱いものが再びこみ上げてきました。


帰路の途中では、RM中の現キャプテン宅と、保護者

会長さん宅にお伺いして、生徒の顔もみて、ハッパを

かけて、ついでに私も元気をもらって帰ってきました。



二日間の勉強会で、知識はたくさん増えました。


これをチームにどう還元していくことができるかで

指導者としての力量が問われます。


集中力トレーニングと機動力野球は、去年は自分でも

びっくりするほどうまくチームに還元することができました。


生徒たちも本当に良く伸びてくれたと思います。


今年は自分が指揮するチームは持っていませんが、

他の先生がどのように交歓会でえた情報をチームに

還元しているのかを勉強するために、明日また奈良の

恩師の元へ、足を運んできます。


必ずや新たな発見があるでしょうから、また帰宅したら

レポートしたいと思います!