以前から、色々と参考にさせて頂いている、
白井一幸前日ハムヘッドコーチのブログ。

その中で、今日は特に印象に残る記事があった
ので、紹介させていただきます。

ナイストライ! 10/29の記事


以下、記事より引用

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これまでも多くの指導者の皆さんが育成に携わって来ました。
その誰もが一生懸命頑張って指導にあたって頂きました。
しかし、誰もが一生懸命に頑張れば頑張るほど、
ファイターズは低迷を続けたのです。

そこで私は、結果がでないのは頑張る方向性に問題があるのではと、
疑問を抱きました。
これまでの指導者の頑張る方向性は、
結果に対して叱責し、
問題点を指摘、改善するために教え、
そしてより多くの練習を課す、
練習をやらせてきたのです。
怒る、教える、やらせる
のスリーパンチで選手を指導していたのです。

このような指導方法は、ファイターズのみならず、
あらゆるスポーツ界の指導方法の主流でした。

怒れば怒るほど選手は萎縮し、
教えれば教えるほど選手は考えることをやめ、
やらせればやらせるほど、サボろうとするのです。

この方向を転換すること、
それが2001年からファームで取り組み始めた指導方針でした。
結果に対して怒ることをやめ、ショックを受けた選手を励まし、
教えれば考えなくなる選手に、自ら考えてもらえるように、
そしてやらせることをやめ、自ら進んで取り組めるような環境づくりをしました。
これまでとまったく違った方向で指導を始めました。

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これこそ、私が岐阜で3年間学んで得た実感です。

そして、これから新天地でクリアしていかなければ
いけない課題でもあります。

白井さんも、「甘やかしすぎ」「育成の本質を間違えている」
など、想像以上の様々なバッシングにあったそうです。

しかし、それはやがて森本、田中、ダルビッシュ、小谷野等、
若手がどんどん力をつけて一軍に上がり、優勝に貢献できる
ような選手に育っていったこと、そして彼らが口々にファーム
の指導に対して感謝の弁を述べていることで正しさが証明
されたかたちになりました。

白井さんがブログの中で自分の決意を表す言葉として
使っておられたのが、

ヒルマン監督との 「一蓮托生」 

です。

私は、これは 「心ひとつに」 と同じことではないかと
感じています。


怒れば怒るほど選手は萎縮し、
教えれば教えるほど選手は考えることをやめ、
やらせればやらせるほど、サボろうとする。


プロ選手でさえ、そうなのです。


この指導方針から脱却することは、選手には
人間としての自分と真正面から向き合わざるを
得なくなることが求められることを意味します。

中学生にとっては、考えること、更に言えば、
自分のことだけでなく周りのこと、チームのことを
自ら進んで考えることが、人間性の向上にも
繋がっていきます。

まずは、野球を通して生徒を一人前の大人に
近づける手助けをし、心を育てる。

このような私の指導方針にとって、白井コーチの
考え方は共感できる点がたくさんあるのです。

皆さんはどうお考えでしょうか。