ルルレモン、無料オンラインセッションでファンを増やす
1月29日(土)
こんにちは。田村真二です。
「昨年6月に開催したオンラインイベントには1日あたり8000人もの参加があった。」
「いきなりヨガ教室に参加するのはハードルが高いと感じる人でも、自分の好きな時間や場所で周りの目を気にせずに参加できるのはオンラインの大きな利点だと改めてわかった。」
こう語るのは、ヨガやフィットネスウェアなどと「体験」を提供するカナダのルルレモン・アスレティカ、日本法人代表のスチュワート・テューダー氏(2022年1月19日日経MJより)。
私も運動時や普段着用としてルルレモンの製品を長年愛用していますが、着心地の良さはもちろん、同社のコンセプト「スウェットライフ(汗をかく生活)」にも共感しています。
良い製品を作って売るだけの企業は多くあります。
しかし、ルルレモンの場合はヨガやランニング教室、店頭でのエデュケーター(スタッフ)との会話を通じて、スウェットライフを実践する人を増やすことに力を入れています。
ルルレモンはそうした人々にとって必要なアイテムを提供するブランドとして成長する、といった好循環でファンを増やし高成長を続けています。
中でも私が注目しているのは、同社の巧みなマーケティングです。
昨年6月、3週間にわたって開催されたルルレモンのオンラインイベントでは、3種類の参加チケットを提供していました。
①無料パスポート(29種類の無料セッションに参加し放題)
②3000円パスポート(35種類の無料セッションに参加し放題)
③5000円パスポート(すべてのセッションに参加し放題+体験キット付)
注目は、①の「無料パスポート」です。無料とはいえ、3000円パスポートに匹敵するほどのセッション数が受けられます。
大盤振る舞いもいいところですが、この思い切った「無料戦略」こそが、大量の見込み客獲得につながっているのは間違いないでしょう。
さて、今週のブログでは毎日1つ、高反応が得られたタイトルの型と事例を紹介しています。今日のタイトルと事例はこちらです。
型5:無料
事例1:無料プレゼントのお知らせです(期限付き)
事例2:毎週〇曜日は、女性無料
タイトルに「無料」の二文字を入れると、反応が上がります。
なんだかんだと言っても、割引価格は、多くの人を引きつけますからね。中でも「無料」は最たるものです。
とはいえ、ビジネスにおいて無料を売るだけでは成り立ちません。集客するための商品を無料にし、その後に利益を生む商品を販売する戦略が不可欠です。
この仕組みをいかに上手く構築することができるかが、マーケターとしての力量が問われることになります。
例えばルルレモンは、今でも毎週土曜日午前9時から無料のオンラインセッションを開催しています。
興味のある方は、下記URLをクリックしてお確かめください。
それでは次号をお楽しみに!

