エニタイムフィットネス 2024年3月期第3四半期決算発表 |  ☆サクセスby田村真二

エニタイムフィットネス 2024年3月期第3四半期決算発表

 

2024年2月14日(水)

 

 

こんにちは。

ウェルネスビズの田村真二です。

 

 

「エニタイムフィットネス」を全国展開する株式会社Fast Fitness Japan(以下、当社)は2月14日、2024年3月期第3四半期決算(2023年4月1日から2023年12月31日まで)を次のとおり発表しました(当社2024年3月期第3四半期決算短信より一部抜粋)。

 

 

【増収増益】

 

売上高 118億4百万円(前年同期比7.0%増/前年同期差7億70百万円増)

 

営業利益 28億64百万円(同8.1%/同差2億16百万円増)

 

経常利益 29億77百万円(同11.2%/同差3億円増)

 

純利益 18億91百万円(同11.2%/同差1億91百万円増)

 

 

 

 全体概要

 

 

当社グループは、『ヘルシアプレイスをすべての人々へ!』を企業理念として掲げ、24時間型フィットネスジムの日本におけるパイオニアであるエニタイムフィットネスの運営を通じて「誰もが健康的に暮らせる、心豊かな社会」の実現を目指し事業に取り組んでおります。  

 

 

当社グループが属するフィットネス業界におきましては、2023年11月、厚生労働省により週2~3日の筋力トレ ーニングが推奨されたことなどを背景とする健康意識の高まりもあり、24時間型フィットネスジムは引き続き増加基調にあります。

 

 

こうした中、24時間型フィットネスジム業界内での棲み分けは一層進んでおりますが、健康的で美しい体づくり『ボディメイク』を意識したトレーニングの場としてエニタイムフィットネスの需要は高く、新規会員の獲得は好調に推移しております。

 

 

当第3四半期連結累計期間におきましては、当社における最大規模の全国プロモーションとしてTVCMやSNSを活用した広告宣伝を実施いたしました。

 

 

並行して実施の新規入会キャンペーン等の効果もあり、会員数が前連結会計年度末比9.1%伸長した結果、売上高は11,804百万円(前年同期比7.0%増)となりました。

 

 

費用面では、大規模プロモーションの実施のほか、インフラ整備や海外進出や新ブランド展開を企図した営業力強化や人的資本投資を実行いたしました。

 

 

●FC店売上

アプリの導入を見据えたエニタイムフィットネスの会員管理システムの変更に伴うシステム使用料の一時的な追加売上が2023年6月に終了したものの、新規出店数に加え既存会員数の増加に伴う商品売上の増加等により売上高は4,337百万円(前年同期比2.7%増)となりました。

 

 

●直営店売上

既存店の会員数の堅調な推移と効率的な店舗運営の継続により運営コストを抑えられたことから7,013百万円(前年同期比9.8%増)となりました。

 

 

 

 店舗数・会員数

 

 

2023年12月末時点の店舗数及び会員数は以下のとおりです。

 

 

 

 

 

 経営成績

 

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は11,804百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は2,864百万 円(同8.1%増)、経常利益は2,977百万円(同11.2%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、1,891百万円(同11.2%増)となりました。

 

 

 

●田村コメント

当社の当第3四半期連結累計期間の売上高営業利益率および同純利益率は、フィットネス業界でトップ水準を維持しています。一方で、中期経営計画に基づき、成長再加速のための先行投資を行った結果、直近3カ月の2023年10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比15.5%減の8.7億円に減り、営業利益率は前年同期の26.5%から21.7%に低下しています。

 

 

 

それでは次号をお楽しみに!