◼︎ 断裂から1年経った

 

*このブログでは
右脚アキレス腱断裂からの治療や
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*靴の推移をまとめたテーマ「靴のはなし」を設けました
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2018年11月24日にアキレス腱を断裂して、

ついに丸1年。

松葉杖や装具で過ごしていた時は長〜く感じたけど、

今となっては1年あっという間だった気が。

 

今回は1周年記念(?)の番外編として、

断裂から1年間、履いてきた靴の推移を記録します。

 

また、あとから参照しやすいよう、

「靴のはなし」という新たなテーマに区分しました。

 

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<靴について>

 

私の場合、断裂してから装具をはずして

生足で歩くまでにかかったのは3ヶ月。

装具のヒールを全部除去したあとも

約1ヶ月は装具のままで過ごす指示があった。

 

また、普段からスニーカー出勤が多かったのと

足のむくみがひどくて入らないなどの物理的な理由で

ほとんどはスニーカーで過ごしていたため、

パンプスなどの導入はかなり遅かった。

 

以上を踏まえて、私の靴の変遷。

 

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【断裂〜第3週(ギプス期間)、装具卒業初日】

ワークマン モックシューズ&厨房シューズ

 

 

スリッポンで脱ぎ履きがラク

厨房シューズは雨の日用。滑り止めで安心

 

ギプス期間は断裂足が荷重不可のため、左足のみ履いていた。

モックシューズは秋冬仕様なので、暑い季節には不向きかも。

装具卒業初日は足のむくみがひどすぎて

このモックシューズしか入らなかった(しかもパンパンでギリギリ履けた)

 

※詳細は→断裂翌日参照

 

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【断裂後 約1か月(装具期間)〜 】

NEW BALANCE スニーカー

 

 

ソールのクッション性が高く、歩きやすい

手持ちの中では一番ソールが厚め(装具時は両足のヒール差が大きいので)

装具卒業後、しばらくは足のむくみがなかなかとれず

 このスニーカーしか入らなかった

(足幅が広く、ヒモで調整できる)

 

装具移行以後は、リハビリ期間含めほぼこのスニーカーで生活。

(装具中は左足のみ使用)

特に装具卒業直後は筋力が全然足りないので、

ソールの弾力があって歩きやすかった。

 

足幅も広めで、ヒモで調整できるので

むくみがひどくても履くことができた。

中敷を変えることができるらしく、

インソールを変えてさらにフィット感を高めることも可能らしい

(↑理学療法士さんに教わった)

 

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【断裂後 約7か月 〜】

コンバース ジャックパーセル

 

 

ソールが硬めで、弾力が少ない

・サイズ感が小さめ(最初は結構きつかった)

 

ゴールデンウィークに購入(術後161日参照)。

むくみで足が入らなかったのと梅雨は避けたかったので、

実際に履いたのは7月以降。

今年の夏はほぼこのスニーカーで過ごした。

 

履いた初日はむくみできつく、親指と小指が靴擦れを起こした

ソールが硬い分、歩くときニューバランスに比べると少し負荷がかかるため

当初は2日おきなど、インターバルを開けて慣らした

 

これを履くこと自体が足のリハビリになった感もあり、

この出番が増えたらいつの間にか足のむくみが解消していた。

(単にそういう時期だったのかもしれないけど)

 

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【断裂後 約8か月 〜】

各種サンダル

 

8月に入り、サンダルを履くようになったが

どうしても足の負担・疲れが大きいので連日は無理

結果的に8月中のみ、週1回くらいしか履かなかった。

 

ビーサン風&サボ風サンダルについては

術後256日の記事を参照。

 

 

・ヒールは2cmくらい、足の甲がホールドされているので

 比較的歩きやすい

 

このサンダルは、術後268日の記事に書いた

自転車のつっかけ乗りができた日(正確には8月17日土曜)に履いていた。

ヒールが高くないのでサボ風のような痛みもなかったし、

意外に負担なくフツーに歩けた。

(近所の買い物だったので実際にはそんなに歩かなかった)

 

けど、2日後に履いて出勤したところ

やはり丸1日履いて移動距離が長いかなり足が疲れた

 

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【断裂後 約9か月 〜】

布製パンプス

 

(写真が少々お見苦しくてすみません)

 

ヒールは1cmくらいだが、以前履いていた頃から

 かかとや足先を滑り止めやインソールで調整していたので

 フィット感が高く、歩きやすい

 

9月半ば以降から履きだした。

 

片足上げ等ではまだ十分ではないものの、

普通に歩く筋力としてはかなり回復してきたことと

靴のフィット感があるおかげで

問題なく履き通せた。

 

難を言えば、足がスニーカー慣れしてしまったせいで

夕方以降、窮屈で足先が痛くなった...

 

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【断裂後 約10か月 〜】

革製レースアップシューズ

 

 

ヒールは4cmくらい

・ホールド力・フィット感ともに高い

 

10月になってから履き始めた。

 

20年前くらいに購入した古〜〜〜〜〜い靴。

(ここ数年はいてなかった)

履いた初日は内くるぶしに若干違和感があったが、すぐに慣れた。

 

もうちょっと早めに試せばよかった一足だが、

むくんでいた時はたぶん入らなかったと思う。

 

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【断裂後 約11か月 〜】

ブーツ

 

 

昨年一度も履けなかったブーツ、今年は履けたー!

履いた初日は足首あたりのちょっとした違和感に驚いたが

すぐに慣れた。

 

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以上の私の経験から、

靴に関してお伝えしたいことがあるとすれば

普段から歩きにくい靴は復活するまでやめといた方がベター

といったところだろうか。

 

ちょっと歩きにくいけど気に入ってる靴ってあると思うのだが、

筋力不足でそれを履くと、結構苦労するかもしれない。

 

その例がこちら↓

 

 

■ バレエシューズ 

 

(画像はストラップとかかとの靴ずれ補強を施した状態)

 

ヒールは1cmくらい、浅い履き口

もともと全体が緩めで足にあっておらず

 歩きにくい上に調整もしていなかった

 

詳細は術後249日の記事参照。

 

実を言うと、この記事より以前に1度だけ、

この靴を履いていた。

 

断裂後6か月が経った6月後半、とあるレストランで親戚との食事会があり

薄汚れたスニーカーは恥ずかしいし服にも合わないので、

手持ちの靴をいくつか試したが、むくみがひどくてこれしか入らなかった。

 

この日はお店までタクシー移動で

ほとんど歩かないのが分かっていたからこれを選んだのもあったし、

母と一緒なので、歩くスピードそのものもかなり遅かったため

このときはさほど不便さを感じず、

意外に歩けたなー、なんて思っていた。

 

だがこの日の感覚のまま、8月に履いてみたら...

足のむくみが引いた分靴がゆるくなってしまい

記事のようなふくらはぎ崩壊に繋がってしまった。

 

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全体を通して私の足は、ビビリゆえか

小さい異変(?)にも敏感になっていたようで

普段(ニューバランス)と違うソールやヒールの靴を履くと

足が敏感に察知して、

歩き出しに左足でかばって歩いてしまうようなことが

度々あった。

(自分では無意識だが、左足に変に力が入って筋肉痛みたいになって気づく)

 

いつもと違う靴を履いてみるときは

時間的に余裕をもって、ゆっくり歩きながら慣らせばよかったなーと

今になっては思う。

 

 

次回につづく。

 

 

余談だが、私は黄色い靴が好きで

上に挙げたサンダル・パンプスの他に

黄色いスニーカーも一足持っています。

(黄色い靴多いな!と思った方がいたら、それは大正解)