◼︎ 平成最後のリハビリ&臨床実習(被験者)体験

 

*このブログでは
右脚アキレス腱断裂からの治療や
日々の体験、工夫したことなどを綴っています。

 

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4月26日、平成→令和連休前最後のリハビリ通院。

 

いつもは先生一人だが、

この日は隣に若い女性が立っていた。

 

「stampellaさん、今日は実習生が来ていて...

差し支えなければ、見学させていただいても良いですか?」

 

実習生はまだ学生さん。

聞けば、アキレス腱断裂の症例は私が初めてなんだとか。

 

「それはぜひご協力させていただきます!

好きなだけ触っていただいて結構ですよ!

と、勝手に「アキレス腱断裂 症例代表」の気分で引き受ける。

 

まずはそのまま歩くように言われたが、

学生さん曰く

「どっちの足が悪いのかわからない」

 

うぁあああ、ほんっっっとに良くなったよ...!!!

つくづく大竹(似)先生に感謝。

 

続いて靴下を脱いでうつ伏せになり、

先生が状態の説明をしていたのだが....

 

「あ、今日は痛くないですか?」

と聞かれて振り返ると、

先生が縫い目のところを触っている!!

 

「良くなってよかったですねぇ。

ついこないだまで傷口触ると痛くて大変でしたよねー」

学生さんが「えっ、そうなんですか?!」と聞き返すくらい

前回とは雲泥の差。

 

けれど、腱の硬さそのものが解消しているわけではなく

「右足はまだ全然硬い。

学生さんに触らせてもらってもいいですか?」

 

もちろんいいですよ、と答え、

比較した方がわかりやすいかもと思って

左足も靴下を脱ぎ、触ってもらうと

「あ、右の方、確かに硬い...。弾力がないっていうか」

 

あー、こうやって未来の理学療法士さんが誕生するんだな。

参考になるなら、私のケガも無駄じゃなかったなぁ...

(ポジティブシンキング)

 

 

その後は通常のマッサージとトレーニング。

座ってふくらはぎに力を入れても、

ぎゅーん感がだいぶ軽くなっている。

 

この日は10連休直前だったので、

連休中の過ごし方についても話題に。

 

通勤していれば、少なくとも週5日は

往復で2〜30分程度歩けるが、

休みになるとほぼ外出しない私。

 

連休中は前半3日くらいは予定があるが

残り7日はほぼ自宅ひきこもり...

 

「んーー、10日もあるんで、なんにもしないのはマズイですね。

とりあえず、かかと上げを頑張るようにしましょう」

一応わかりました、と答える。

(三日坊主なので、頑張れる気がしないが...)

 

メニューを一通り終えて、歩行チェック。

 

親指にちゃんと力が入るようになって1歩の幅もだいぶ広がり、

スピードがたいぶ上がったように思う。

かかと上げ時、そわそわ感はまだ少し残っていたが

痛みはほぼなくなった。

 

「だいぶ良くなってきてるので、

この連休も少し頑張ってみてください。

まずは歩くことと階段をスムーズにできるよう

引き続きやっていきましょう」

 

以上でこの日は終了。

 

連休中はほぼ自宅とはいえ、

1件ライブへ行くという

自分的にはチャレンジングなイベントを抱えていたので

ここまで歩けるようになったことが本当にありがたい。

 

連休中もなんとか自主トレをがんばって

先生の期待(?)に応えたい...と

この時は本当に思っていた。

 

 

次回につづく。