◼︎ 猛烈な「生まれたて感」

 

*このブログでは
右脚アキレス腱断裂からの治療や
日々の体験、工夫したことなどを綴っています。

 

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浴室に生足で立てるようになって数日。

 

回数を重ねるうち、お風呂を出た後

装具はくの面倒くさいなーーー

と思うようになってきた。

 

浴室は自室の向かいなので、歩いても数歩。

自室も4畳半の狭小のため

部屋に入ればすぐベッドに座れるのだ。

 

第一、お風呂でできて

部屋でできないことはないはず。

足首90度までなら体重かけてもOK」ということは

それさえ守れば良い、ということでは?!

 

 

そもそも私の治療は結構ほったらかし。

診察はきちんとしていただいてるが、

リハビリに関してはざっくりした指示のもと

ほぼ私のさじ加減で行っている。

(だから「痛くない・ツラくない」に走りがち)

 

他の方の治療録などを見ると

リハビリに通うほうが有効な気がして、

何度か先生に相談してはみたのだが

若いから通う必要ないよ、たいしてやることない

の一点張り...

じゃあなんでみんなリハビリ通ってんの...(苦笑)

(十代の若者も通ってるし)

 

 

こうなると、だんだん慣れてきたことも手伝って

ダメと言われたこと以外はOK」と理解し、

自由にやらせてもらおうという気になってくる。

 

そしてある晩、ふと

生足チャレンジしてみようかな...と思い立った。

 

 

いつものように、自室で

足首の曲げ伸ばしトレーニングを行った後、

ベッドの棚につかまり生足で立ち上がる。

 

やはりいきなり直立は無理そうなので、

小さい「休め」の姿勢をとって

患足を前へにじり出そうとするが

 

ちょ、怖いっ.......!!!!!

 

全然足をコントロールできない

 

患足には体重が乗せられずにプルプルするし、

左足は太ももに全体重が乗ってプルプルするっ...。

 

内容の違う「プルプル」を両足同時にかかえ、

まるで生まれたての動物みたい

 

「一旦、一旦座ろう」

と心の中でつぶやいて

ベッドへ座って心を落ち着ける。

 

こんなに歩けないもんなの?!

断裂経験者の方々、

フツーに装具卒業して歩いてるぽいのに...

 

持ち前のビビり精神が

顔を出しそうになったところで

 

 

次回につづく。