◼︎ 買出し3日目 髪切りクエストと町の人との会話
*このブログでは
右脚アキレス腱断裂からの治療や
日々の体験、工夫したことなどを綴っています。
・断裂の顛末と私のことは > こちらから
・入院と手術のことは > こちらから
・装具装着初日のことは > こちらから
------
ソール1段削除 6日目、12月31日 大晦日。
断裂して丸一ヶ月が過ぎ、
ついに2018年が終わる日...。
この一ヶ月、
ずーーーーーーーーっと切りたかった髪を
やっと切りに行けることに。
実はこの断裂騒ぎで、11月以来
髪の毛のカット&カラーの予定が
大幅にずれてしまっていた。
やっと歩いて行けるようになったので
予約を入れようと思ったら、
大晦日しか空いておらず...
13:30の予約が取れたので
お昼を済ませ、念のため早めに出発。
昨日と同じフラットルートで調子よく歩いて行く。
途中、橋を越えたところで
後ろからきた高齢の女性から
「あらぁ〜、骨折?」
と声をかけられる...。
実はこれ、今回が初めてではない。
うちの近所は高齢者が多い。
マンションが多いので
若いファミリー層もいるのだが、
時間帯によっては高齢者しか歩いていないような
ザ・高齢地区。
徒歩通勤に戻って以来、松葉杖で歩いていると
時には後ろから追い抜きざまに、
時には正面からすれ違いざまに
やたらと高齢者(おもに女性)から声をかけられるのだ。
それも決まって「骨折?」と。
※「スキーで?」とセットの場合も多い。
いや、違います...
こういう時、「ええまぁ」とか
適当にやり過ごすのももちろんアリだと思うが、
私はつい
「いえ、アキレス腱切っちゃって...」
と答えてしまうので、次には大抵
「あら〜大変。私は○○(←部位と怪我名)」とか
「あら〜、知り合いもやったわ、長いのよねえ」とか
「切れる時音するんでしょ?」とか
普通にちょっとした会話に。
私はこういうやりとりもウェルカムなタイプなので
かえって楽しくもあるのだが。
ほんの数mだけど、
全然知らないおばあさんと話しながら歩くのも
なかなか普段できない体験である。
そして彼女たちは
たとえ杖をついていても、
大腿骨骨折などの大怪我体験者であっても
みんな揃って
颯爽と私を追い抜いていく...。
まあ、裏を返せば
彼女たちがつい声をかけてしまうくらい
私の歩き方がおぼつかないせいなのだが。
それにしても、
いろんな怪我や不自由をされていても
みなさん杖をつきながら
元気に歩いていらっしゃって、
改めて歩く事の大切さと同時に
高齢者の方々のパワーを感じる...。
そして、
この大晦日だけでも3回声をかけられた。
(うち1回は、
「スキーなんか行くから骨折するんだよ!」と
一方的になじられる
という稀有な体験だった。
あの方もいろいろ事情があったのだろう)
この日の歩数は5,465歩。
髪も整えて、
なんとかギリギリ新年に間に合った。
次回につづく。