アントニオ猪木を本気にさせた男
今日5月9日、
デビューから53年めの記念日を迎える藤波さん
いうまでもなく、藤波さんは
アントニオ猪木の弟子である。
猪木は藤波を、気心の知れた
かわいい弟子としてタッグを組み、
藤波のタッグチームで、最多なのが、師匠・猪木との猪木・藤波組。
猪木は、藤波にとって、良い目標となり、
共にたたかいながら、成長し、しだいに近づいてゆく藤波。
だが、いざとなると、
絶対に乗り越えさせない高い壁になる
猪木
ふだんは、直立不動になってしまう、そんな師弟関係にある藤波が、
唯一、
おおいに意気込んで臨んだ、数少ない直接対決では、全ての戦術を悟られ、
だが、この日は違った。
この日、試合開始のゴング前から仕掛けた藤波、幻の3カウント
だが、不意を突かれた形になった猪木の反撃は、、、
なめんじゃねえ!
この時の猪木のスピードは尋常ではなかった。
後で聞けば、キレてねえよ、はは
と猪木もいうだろう(言わないか)が、
この瞬間は、たしかに
本気のスピードだった。
凶器も反則もなしに猪木を追い込んだのは、スタン・
このときの藤波には、勢いがあった。
猪木の本気を見た全国のファンは、おおっ!となった。
この野郎! ぐりぐりぐり、、、 ううう、、、
つけ人となった16歳のあの日から、10年がたっていた。
デビュー記念の日に、
その日から53年を経た
今日、5月9日に、
僕らは、まだ現役でリングに立ち、しかも、ちゃんと試合に参加している
藤波さんを見ている。
「現役で、リングに立ち続けることが、僕の使命なんです」
きっぱりと、言う藤波。
正直、あとどれくらい、試合にでれるのか?
そんなことは、誰にもわからない。
「お客さんの前で、恥ずかしい身体になったら、もう、
ともいう。そのためのトレーニングは欠かさない。
トレーニングを、仕方なくやっているレスラーもいるというが、
ごく普通に、ごく当たり前にトレーニングをしてきた。
これまでも、
「藤波さんにとって、人生はプロレスそのものなんだ」と思う。
ずいぶん前、藤波さんの自主興行の「無我」のとき、
全国から藤波ファンがボランティアに駆け付け、
リング設営から椅子の準備、チケットのもぎりまでお手伝いしたことがあった。
あのとき、ある記者のインタビューに、
「藤波さんでなかったら、誰もお手伝いしませんよ」と
笑って答えていたファンがいた。
僕らは、令和の時代になっても、会場に行けば、
その嬉しさにつつまれながら、
今日も、頑張ってゆけます。
ありがとうございます、藤波さん。
デビュー53年、記念の日! おめでとうございます。
★デビュー53年目の記念日に寄せて
2024.5.9 RSD
◆藤波さんのデビュー関連の
リンクをふたつ
●デビューのころを振り返る「藤波さん、ドラゴンへの道」(再掲)
この身体の「張り」 こんな70歳は、見たことない。
文中、基本、敬称略^^です。
RSD 2024.5.9
本日の藤波さんのツイートです。かっこいいポスターもあります。
今日はデビュー記念日!
— 藤波辰爾【公式】 (@dragondradition) May 9, 2024
54年目に突入!
腰を痛めて長く休んだ時は、こんなに長くリングに上がれるとは思わなかったな。
改めて感謝だね!
みんなこれからも宜しく! https://t.co/hLiR6SrC61
🎊本日は #藤波辰爾 選手のデビュー記念日🎊
— PRO-WRESTLING DRADITION【公式】 (@DraditionDragon) May 9, 2024
古希を迎えても尚、リングで闘い続ける藤波選手は、日本プロレスで、1971年5月9日に魁勝司(北沢幹之)戦でデビュー!
不滅のドラゴンへの熱い応援をこれからも宜しくお願い申し上げます!#ドラディション pic.twitter.com/1b6jPWrEpQ