藤波さんに「ロングインタビュー」 山田水産
山田水産(大分県)の社長・山田信太郎社長から
藤波 根性論の世界ですからね。カール・ゴッチさんは理論的なんですけど、山本小鉄さんなんて特に根性論でした(笑)
ゴッチさんは身体の造りを理解した上で、どこを攻めたらいいのかということを教えてくれましたね。テコの原理を使って短く締めれば、どんなに太い腕でも逆十字が取れるとか実践的なアドバイスをしてもらっていました。
(ブログから画像をお借りしています)
なるほど。
ね。楽しいお答えでしょう? これ、新日本旗揚げの頃から、その後の話題での質問からの引用ですけど、
こちらの社長さんは、長年の「純粋なプロレスファン」ですね。
藤波さんも、ひとつひとつのファンからの質問に丁寧に応えてゆきます。
で、質問の中身も、直球です。変にマニアックでないから(笑)読みやすいし、私、知ってるつもりが、「え?」という藤波さんの答えもちりばめられていて、微妙に(笑)楽しい場面も。
山田 (猪木さんが)トップ当選したときは、プロレス好きとしてすごく感動しました。
藤波 ダントツの票数で勝ちましたね。投票用紙に本当は「猪木寛至」って書かないといけなかったんですけど、結構な数の人が「アントニオ猪木」と書いて、無効票になってたみたいですけどね(笑)
山田 国会で馳浩さんと猪木さんが対峙したときなんて、プロレスファンとしてちょっと泣きそうになりました。国会の予算委員会で、「元気ですかー!」と言って怒られていたのもよかったです(笑)
藤波 それが猪木さんなんですよ。普通我々だと国会でこんなことやっちゃダメだろうと気にすることでも、猪木さんはやってみてあとから起きることを処理すればいいんだと思ってますからね。
わかる~~~! 猪木の選手の時は、本気で応援したもの。藤波さんだって腰痛で動けなくても演説をしましたよねえ。あと、
国会で「元気ですかあああ!」とやって、怒られてましたねえ。
これ、藤波さんは「嬉しそうに」講演会でも語ってましたねえ。
実は、この一節の前に、新日本プロレスが最高視聴率を(名勝負数え唄の時代)取っていた頃でも、猪木が「テレビ」についてを怒っていた、とか、中継車に向かって「演出」を「指示」していたとか、なかなか裏話的な、猪木をめぐる話題が続いて、そこから「選挙出馬」の話題に触れているんです。
とにかく、藤波さんは、猪木さんの話題になるとますます饒舌になり、話が止まりません。
山田 アブドーラ・ザ・ブッチャーとも試合されてますよね?
藤波 ブッチャーは全日から新日に来たときに、猪木さんと一緒に試合しましたね。ブッチャーがまだ日本プロレスだった頃、白いステテコ姿に裸足でね。僕より少し小さかったけど、すごく機敏だったんですよ。あのときのブッチャーは怖かったですね。僕はセコンドについていたんですけど、THEプロレスラーだなと思いました。
おお。猪木との対戦を迫っていたころのブッチャーを思い出しますけど、日本プロレス時代のブッチャーについて藤波さんが語るのは珍しいなあ。「あのときのブッチャーは怖かったなあ」って。「あのときの」って。。
こかにも、往年のスター選手との対戦と、感想を素直に聞く社長さん、真摯に応える藤波さん。。
さらにさらに、
うわあ、よくある質問ですねえ。
「昔はよかった」的な。ま、そういう「昭和ファン」も多いですねえ。
そういうひとに限って、最近のプロレスを見ていない(偏見かな?RSD)
ところが、藤波さんの答えは、さらに違ったものでした(さらに上を行く?)
これは、原文(インタビュー)読んでいただきたいとおもいます。
そして、
現役で居られる秘訣や、食生活についても、
藤波さんは語っています。
いやあ、
ファンである山田社長の引き出し方もうまいし、それに乗っかって、藤波さん、どんどん話題も広がっていきます。
●そうそう、ここで、クイズです!
(他人の対談の紹介しながら、クイズかよ(笑)
藤波「坂口さんが、それを言い出した時、猪木さんも現役で居ましたが、社内のみんなが「何をまた馬鹿げたこと言ってるんだ!」という雰囲気でしたね。」
さあ、これは、なにについての話題だったんでしょう?
さあて、
社内のみんなが「何をまた馬鹿なことを・・」と思った出来事、
猪木が言い出したんでなくて(笑)
あの坂口が言い出して、しかもみんなが「馬鹿げたこと」をと
想ったんだから、よほどのことですね。
私、藤波さんのこの回答をよんで、おもわず、笑ってしまいました。。
これは、、
やっぱり、原文、ロングインタビューをよんでください。(笑)
新日本時代の数々のエピソードをちりばめながら、
対談の、最後の方では、藤波さんの「名言」がいくつも飛び出します。
「気持ちの上では、アンドレだって、投げられます」
「リングを背負って歩きたいくらいです」
「スケジュールを決めて、どんどんやっていく」
という藤波さん、経営論から、人生のモチベーションの持ち方まで、、これは、
真摯に努力をしながら年齢を重ねて来た人でないと、絶対に話せない事柄の連続でした。
あらためまして、楽しいひとときを、
ありがとうございます。山田社長。そして、藤波さん。
(同ブログより)
プロレスのマニアックな(例えば、流智美さんとか、吉田豪さんとか)の藤波さんのインタビュー・対談も面白いですけど、
いかにもファン代表という感じのこの山田社長さんの対談は、また別の味わいを持っています。興味深く読めます。
(棚橋戦の前というインタビュ内容から、2022年7月ごろの対談とおもわれます。ロングインタビューのnote掲載は
2022年7月23日となっています)
●あらためて、リンクします
※ご紹介
山田水産公式アカウントです。「安心安全なおいしいものを届けたい」という想いから、水産加工、養鰻事業と活動を広げてきました。創業以来から変わらないこだわり…それは味と品質を追求するための「メイド・イン・ジャパン」。鰻の蒲焼をはじめとした多彩な製品情報等をお届けしてまいります。
RSD 2024.3.27 更新