プロレスの話題

 

怒らないでね!

 

突然はじめます。プロレスの話題???

 

ちょっとだけ、パワーアップして?再掲載です。

 

 

記念すべき【突然のプロレスの話題 第6 回】

 

金曜10時、うわさのチャンネル! 

「すっぱぬき仮面」の巻 1974年頃?


ご存じ、うわさのチャンネルに出ていた
デストロイヤーの事件です。

 

 皆さん、「うわさのチャンネル」という
番組を覚えていますか?

 

和田アキ子が司会をし、というか、
アッコのゴッド姉ちゃん(^.^)が、

冒頭から、手下のせんだみつおや湯原昌幸
を従えて、楽しく下品なコントを繰り広げ、
まだアイパッチ時代のタモリの
「考えてますよー♪」のコーナーや、

マギー・ミネンコの歌(燃えよ~ブンブン!)
あり、

山城新伍の刑事と、せんだみつおの
「痴漢・まんごろう」のコントあり

(「また、お前か」
 「知ってるくせに~、だんな~」)

の型破りな番組でした。

 

そして、この番組最初のコントに、我らが
ザ・デストロイヤーが出演して、

アコのゴッド姉ちゃん!

和田アキ子の手下となってコントが展開
されました。

 

白覆面の上に、ドイツ軍のマークの入った
ヘルメットをかぶり、

アッコ姉ちゃんのハリセンで叩かれていたの
です。

 

 和田「おい、せんだー!」

せんだ「はーい、お姉ちゃん」

  和田「湯原ー!」

  湯原「はーい」

 和田「デストロイヤー!」

 デスト「、、ん? あ、ハイヨ」

 和田「返事が遅ーい!」

  と言いながら、和田、デストロイヤーの

 頭をパコーン!

デスト、上から何か降ってきたそぶりで

上方をきょろきょろ。 会場笑い

 

こんな風景です。

 

僕たちは、あのデストロイヤーが出ていると

いうだけで、

驚きました。

 

「デストロイヤー・マスク」

が、普通名詞で、ニュースでも通用することば

として、

また

「4の字固め」は、男の子ならだれでも、

学校の廊下で

かけたことがある有名な技でした。

なんといっても、デストロイヤーは

日本一有名なプロレスラーでした。
 

 

 

すっぱぬき仮面

 

初期の同番組には「すっぱぬき仮面」なる
コーナーがあり、芸能人の裏側の感動的な
情報を「すっぱぬく」という企画でした。

 

マントを被り、妙な仮面をつけた男
「すっぱぬき仮面」
(声はケーシー高峰だった)がやってきました。

 

その仮面の男は、勝ち誇ったような態度で、
ある日の放送では、

なんとかいう女性歌手のおいたちや、苦労話
のようなものを公開し、サプライズで

視聴者には感動を呼び、
その歌手を泣かせるというものでした。

つまり「感動もの」のコーナーなのです。

 

デストロイヤーは、しきりと、その妙な仮面
をかぶった男が

気になっている様子でしたが、

何回めかの放送で、

ついに
「今日、秘密をすっぱ抜かれるのは、

デストロイヤー、あなたです!
  ということになりました。

 

いきなり指さしたのが、デストロイヤー!

 

ところが、その態度が気に入らない
デストロイヤーは、

その仮面の男の話も聞かず、

つかつかと、今にもつかみかからん勢いで
近づいてゆきました。

 

「お! お!」
とケーシーの声がうわずっています。

「おちつけ、お前の秘密は・・・」

 

デストロイヤーは英語でわめきながら
言うことを聞きません。
「ワッツ・・・ナントカカントカ・・・
マスクマン!」


あのダミ声で叫びます。

 

出演者の誰かが間に入り、デストをとめよう
としますが、興奮して歩き回ります。
スタッフもあわてて中にはいりますが、

こうなると誰もとめられません。

 

騒然とした雰囲気のなか、仮面の男は逃げ

て行きました。

 

ふだんは、妙なヘルメット姿で、ゴッド姉

ちゃんの和田アキ子のいうなりになっていた

デストロイヤーですが、このときばかりは、

止めに入ったスタッフの
数人の男を両腕に引き吊りながらスタ

ジオを歩き回りました。

 

このときのデストロイヤーには、往年の

レスラーとしての迫力を感じ、RSDは、

妙に嬉しく思いました。

そのままCMになり、別のコーナーにな

りました。

 

翌日、クラスではこの話題が沸騰。

なぜデストロイヤーが怒ったのか?が

友人間で、話し合われました。(笑)

どうやら、向かって来たデストに、ケーシー
(すっぱぬき仮面)が

なにか、英語で言ったことばが、
「いけない言葉」だったようです。

(そういう説をとなえた松野君は、
その後、外語大に行ったやつなので、

僕らは それが真実だと信じました???)

 

 

 

もう一度、すっぱ抜き仮面が・・・

 

それから、数週後の番組で、

また「すっぱ抜き仮面」があらわれました。

 

また「デストロイヤーが暴れる」のでは、と

画面を見ながら、わくわく心配しました。

 

ん?

「仮面の男」の動きがあやしい。

どうみても、
先回の男とはちがうのですが、

デストロイヤーは? と、見ると、
この前のことがあるからか、

今日はにこにこしています。

 

あれ?

 

でも、ゆっくり動く仮面の男。


せんだみつおが、近づいて、その男の
ベールを脱がせます。

 

なかから現れたのは、、、

 

「わあ、すっぱぬき仮面じゃなくて、
 ブッチャーだ~~~」

 

なんと、デストロイヤーとは

血の抗争をやっている最中の

アブドラ・ザ・ブッチャー

が出演です。さあ、まわりに緊張が
はしります。

 

 

びっくりしつつも、
身構えるデストロイヤー。

さきまでの余裕の表情とは

違います。

 

 

ブッチャーの隣に

マネージャーらしき男がついて、

ブッチャーにつぶやいているのが

聞こえました。

「イッツ。ショウ。 バラエティ」
(英語で、あっているのかわかりません

が、こんなんな感じでした)

 

おもいがけない、

ブッチャーの出現に、

周りはひやひやしましたが
さすがに、デストロイヤーも

今日は構えてみせただけで

大事には至りませんでした。

 

緊張するまわりの中、ブッチャーが立ち去ると、

カメラはデストロイヤーをとらえました。

 

カメラに気づいたデストロイヤー。
カメラに近づくと、あのダミ声で

こう言ったのです。

 


ブッチャーなんか、

 ぶっちゃう」(^^;)

 

 

 

 

4の字固め

 

このお化け番組(笑)うわさのチャンネルは

4ノジ ガタ~メ」(4の字固め)を広く
紹介?した番組で、はちゃめちゃ
な雰囲気がありました。

 

だが、デストが「レスラーに戻ったとき」には、
緊張がはしる、

そんなファンにとっては楽しい番組でした。

 

結局「感動的なデストの裏話」を紹介しようと
いうこの企画は、放映されず、

「すっぱ抜き仮面」コーナーそのものが
まもなく番組からなくなってしまいま
した。

 

 

「アコのゴッド姉ちゃん」のイメージを、

和田アキ子に定着させて、

「4の字固め」をレギュラーメンバーや、
ゲストにかけて「いじめ」てゆくという

この番組は、今では、とても放送できない
でしょうが、

 

「4の字」の最初の犠牲者は「せんだみつお」
(誕生日をみんなにお祝いしてもらう流れ

の中で、デストロイヤーが、「おめでと~

といいながら、突然飛行機投げの体勢、そして

足を取って、「4の字固め」をかける。)

や湯原昌幸、

西城秀樹
(4の字をかけて、和田が「いつものローラ!っ
て唄ってみろ!」というと、西城は「ろ~~」

で、あとは激痛で唄えず)

 ペドロ(とカプリシャスの)はズボンを

おろされ下着があらわになって、 

徳光アナは(かけられて、痛みを実況させる

)など、

毎週のように、「おめでと~」と言いながら

「4の字固め」

をかけまくったデストロイヤー。

 

いつも威張っている和田アキ子の弱点の、
ヘビのオモチャを隠し持って、「わあ!」
と見せつけるデストロイヤー。

和田は「きゃ~~」と逃げ回る。
それを追いかける、せんだ、あのねのね、
デストロイヤー。

まるで、小学校レベルの悪ふざけ。

 

ある日には、相撲の「まわし」をつけて
の、コントに臨み、

いつものように和田にヘルメットをたたかれ、

和田に何か言われると、デストロイヤー、

「ノー、マワシじゃなくて、
(隠し持ったヘビを出して)、

 ムマシー(まむしを言い間違い)」と。
逃げてゆく和田を追いかけるデストロイヤー。

 

 また、急に、おおきなを和田にかぶせ
たり、やりたい放題のデストロイヤー。

 

 

タモリも出演

左から、せんだ、和田、タモリ、デストロイヤー

 

 

バラエティの楽しさを見せてくれたかと
思うと、

 

ある日の

「全日本プロレス」中継。

 デストロイヤーの
「覆面10番勝負」で

番組のレギュラー陣が、試合場に駆け付け、
リング上で花束を渡して、応援。

「噂のチャンネル」のレギュラー陣です。
と中継でも紹介され、

特に、マギー・ミネンコが 
「デストロイヤー!行け~~っ!」と絶叫。

(確か、この日の相手は、ジ・アベンジャー戦
 両国の日大講堂)74年10月5日

全日本プロレスでは、珍しい「コラボ企画」
の走りでしょうか?

 

なお、マギー・ミネンコは

せんだが、「おい!ミネンコ」と呼ぶと

「おお、なあにい?」と答え、

せんだのことを呼ぶ時には、

「おい、せんづ×~」と呼んで

せんだを驚かせたといいます。

(さすがに、デレクターから

注意されたとか。)

燃えろ~ブンブン!♪ をかっこよく

唄ったり。(クラスで流行ったな~)

 

 

この楽しい雰囲気を

★Youtubeで発見!

 浅野ゆうこが、はめられ、デストロイヤーや
ミネンコのギャグ 和田が逆襲されて。。。

 

「4の字」ですね(笑)
 動画で楽しめるありがたい時代ですね。
 
削除されていることが多いので、
検索してくださいね。

タモリが中国人を相手に中国語で話しかけたか

と思うと、

あべ静江や、松本ちえこに、そして

デストロイヤーが中国語?で

「郵便局は、どこですか?」

と。

 

 

 

 

 

楽しい中にも、

 

ときどき、デストロイやーが
「レスラーとしての凄み」も見せて
番組に緊張感を走らせたという
「うわさのチャンネル最初期」のお話でした。

 

※RSDの記憶を基に文章を構成しています。
記憶違いや思い込みがあるかもしれませんが、
ご容赦ください。なお、コメントでやさしく
教えてくれると、嬉しいです。
それでは、ごきげんよう、さようなら。。


 

 


2022.10.28 金曜10時・噂のチャンネル 

 2023.9.24リメイク 

 

藤波さんは、今日はでません(笑)

 

日本では、ありませんでしたが
 ◎1983年(昭和58年)
  5月17日 アメリカ・ニューヨーク・シラキューズ
   ○藤波(勝ち)ザ・デストロイヤー×

    という対戦記録がありました。

 

 

 

 

 

 2022.10.28 RSD 2023.9.24