●藤波 vs トニー・ロコ
「20分を越える激闘・WWFジュニア15回目の防衛戦」
▼WWFジュニアヘビー級選手権試合61分1本勝負
1980年(昭和55年)9月11日 大阪・大阪府立体育会館
○藤波(20分1秒・高角度前方回転エビ固め)トニー・ロコ×
藤波がWWFジュニア選手権15回目の防衛に成功。
手でスタート!序盤戦はじっくりとした熱の入った攻防。
試合開始後から、積極的に攻める両者。ペースは藤波が握った。執拗にロコの左腕を狙う。ロコも藤波の腕を取っておいてのキック。気迫あるファイトに、キビキビとした動き。バックの取り合いからストレッチに決める藤波。まったく同じ攻撃で攻めるロコ。両者互角だ。
ロープワークがあるも、腕を取って倒れこみ、相手にダメージを与えあう。
ロコ、タックルから藤波の左腕を決めて倒れこむ。徹底して藤波の左腕を攻め込む。じっくりした攻防に、目を離せない観客。
ロコがコブラツイストで藤波を締め上げるも、逆に返して、藤波が優勢。無理やり押さえ込むロコ、だが、首投げからスリーパーに締め上げる藤波。両者ともすごい汗がしたたる。
キックからストレッチに強引にb決めるロコ。藤波の苦しそうな顔に、ドラゴンコール。15分が経過。
ときどきスピーディな展開があるも、すぐに腕や首を締め上げる展開に。
ロコ、ドロップキックを決める。場外に落ちた藤波を抱え上げて、背中をいやというほど鉄柱に打ち付けた。やっと上がって来た藤波にロープ越しのブレーンバスター。豪快に決まる。
こんどは、藤波、思い切ったドロップキックを浴びせて、ロコを場外に吹き飛ばしてしまった。
リング内からあがってくるロコの頭をつかんでコーナーの金具にたたきつけた藤波。切り返したロコ、コーナートップから、藤波にミサイルキックを見事に決めた。
さらに完璧な「人間風車」を決め、チャンスとばかりに、ついに出た!吊り天井。
勝機と見たロコが、一気にブレーンバスターに来るところ、すかして、バックから藤波がの高角度回転エビ固め。これが、ずばりと決まった。

ほぼリング上での20分を越える激闘。じっくりとした中にも、ドロップキックの相打ちや場外乱闘と、激しい動きもあり、おそらく
40度を超えると思われる汗がしたたるリング上での攻防。
テクニック合戦の末、勝利は藤波に。
藤波は、藤波の鮮やかなドラゴンローリングだった。 あきらめきれないロコは、セレモニー中も暴れ、勝利者インタビューのマイクを奪ってわめきちらすなど、悔しさでどうしようもない状態だった。
いつでも、来い!






