ご依頼者様ご本人の監修のもと、実際の体験を記事にまとめました。
【福島県/20代・主婦】
■ 経過(平成10年3月〜)
ある日、B男さんの不在中にC郎がA子さんの自宅を訪問。最初は家に入れることを拒んだものの、しつこさに根負けして中へ通してしまいます。すると突然「君を前から好きだった。付き合ってくれ」と抱きつかれ、A子さんはかろうじて難を逃れました。しかし、その精神的ショックは大きく、妊娠3ヶ月だった胎児を流産する結果となってしまいました。
A子さんはすぐに真実を夫に話し、B男さんはC郎に怒りをぶつけました。C郎は素直に謝罪しましたが、その後、不可解なストーカー行為が始まります。
■ ストーカー行為の内容
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いたずら電話
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誹謗中傷の手紙
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「A子が浮気している」といった内容のハガキが職場に届く
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車に脅迫文が挿まれる
ただし、差出人は不明で、誰がやっているのか分からない状態でした。
B男さんはC郎を疑い、問い詰めましたが、C郎は「事実無根」と主張。ストーカー行為はいったん収まったかに見えましたが再び悪化し、「ストーカー・バスターズ」へ相談が寄せられました。
■ 当社の調査
調査員2名が現地に出向き、状況の確認と聞き取り調査を開始。次のような事実が浮かび上がりました。
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B男さんは過去に複数の女性と浮気をしており、当時もスナック勤務のF美さんと関係を持っていました(すでに別れていたが、F美さんには未練があった様子)。
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A子さんは、C郎に夫の浮気について相談していたことがありました。
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このためC郎は「A子さんも自分に気がある」と誤解した可能性があります。
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C郎とF美さんは顔見知りで、何らかの接点があった模様。
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脅迫文などの筆跡や文体が異なり、ワープロと手書きが混在していたため、加害者が複数人いると判断。
■ 加害者への接触
C郎の自宅を訪問し、奥様同席のもと事情を聴取。しかし全て否定され、逆に「A子さんの方から誘ってきたのでは」といった邪推まで飛び出しました。
筆跡鑑定の結果を見せたところ、C郎の顔色が変化。調査員は「関与している」と確信しました。ただし当社の目的は犯人を特定することではなく、「ストーカー行為を止めさせること」であると強調しました。F美さんにも同様の対応を行いました。
■ 結果とその後
その後、ストーカー行為は完全に止まりました。加害者はC郎とF美の2名であったと推定されます。念のため、当社から地元警察署に状況を報告し、継続的な警戒を依頼しました。
■ 結論(平成11年5月)
A子さんの夫・B男さんの同級生であるC郎が、ストーカー行為の加害者であると推定されました。
■ 追記(平成11年10月)
事件解決から半年が経過しましたが、A子さんとB男さんの家庭には、一切の被害が出ていません。