みなさん、こんにちは!
今日は私がアクセサリーを作るようになるまでの事を話したいと思います。
私は子供の頃から天然石が好きです。
父がお土産にメノウのスライスのコースターを買ってきてくれた事。
1988年に奈良で開催された「なら・シルクロード博覧会」で買ってもらった小さな瓶に入った砂漠の砂。
中学生の時、通信販売で買った7つの天然石がセットになった「チャクラの石」はなんと20年以上経った今でも持っています。
遥か遠くの地球上の美しい鉱物が、色々なルートを経て自分の元へとやって来るという事にワクワクしていたのです。
この頃の私は「舶来物」にとても興味を持っていましたし、魔法や魔術なんて言葉にもワクワクしていましたよ。
アクセサリーとしての天然石との出会いは、高校生の時、初めて自分で買ったネックレスでしょうか。
十字に形どられたシルバーの中にムーンストーンが埋め込まれたネックレスでした。
今考えると、ムーンストーンは年々産出が減ってきている鉱物ですので、なかなか良いチョイスだったと思っています。
この頃は、ティーン向けの雑誌でよく見る「願いが叶う!」と謳われたラピスラズリにも惹かれましたよ。
結局買うことはなかったですが。
大学生の頃には、海外旅行に行く際にターコイズのついたシルバーのリングを指につけましたが、家に帰り着く頃には無くしている事に気がつき、酷く落胆したものです。
10代の終わりから、小さな鉱物がついた金属を身につけるようになっていました。
宝石と呼ばれるものを金や銀の華奢なチェーンで胸につけるもの。ネックレス。
宝石を身につける事は身だしなみやお洒落の一つと考えていたように思います。
私のように、女性であればアクセサリーとして鉱物に触れる機会は多分にあるのでしょう。
そんなこんなで時は経ち、パワーストーンブームやハンドメイドブームに乗って、天然石を使ったアクセサリーを身につける機会も増えてきた頃、ふと子供の頃、天然石が好きだった事を思い出しました。
また、それまで買っていたアクセサリーも、宝石ではなく天然石程度のものであれば、それらを使い自分で作れるのではないかと。
そう気づいたのが天然石を好きになってから随分と経った頃でした。