TPUチューブの長所短所&Ridenowを使っている理由 | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

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今年自分はRidenowのTPUチューブを40本注文して使い続けているのだが、使い続けて初めて解ったTPUチューブの長所と短所、加えて自分がなぜRidenowを使っているのかをまとめてみる。

 

【TPUチューブの長所】

・軽い

・小さい→ツールケースを選ばずに済む

 

TPUチューブはメディアでも重量の軽さから注目されている。自分が今使っているものはバルブ長65mmで36gらしい。

ホイール周りが軽くなるのは良い事だと思う。

 

加えて、体積が小さいのがロングライドをやる身には有難い。

パンク対策にポンプと一緒にブチルチューブを2本持ち歩くことを考えると、使えるツールケースがかなり限定されてくる。

自分はTopeakのこれを使っているのだが、3年ほどするとジッパーがダメになって交換する必要が出てくる。

品物としては相当良い物なのだが、値段もそれなりにするので地味に痛い。

TPUチューブの場合、2本持ち運ぶとしてもジッパーで観音開きになるツールケースでは無く一般的な樹脂製のツール缶で充分で、ツール缶の場合ジッパーが無いので何年たっても使えなくなることは無い。

 

体積の小ささが収納面での運用コスト削減に寄与するというのは、使い続けて初めて解った点だ。

 

【TPUチューブの短所】

・交換頻度が上がる

 

TPUチューブはブチルやラテックスと違って一度伸びたら縮まない。

そのため一度リムから外したチューブをもう一度使うのが難しく、タイヤが減って交換する時、レース出場でタイヤを決戦用に交換する時、それを普段使いのタイヤに戻す時など、本来チューブを交換する必要のない場面でも交換する事になる。

感覚的な話だが、日常的にチューブをガンガン交換している感じがある。

 

【なぜRidenowなのか】

まず信頼性に関して。

Ridenowはいわゆる中華メーカーの安価品で、国内の販売店で取り扱いがある物ではない。

販売店では自店で取り扱うメーカーの品物について品質管理の高度さや不良品率の低さをアピールするが、自分の目から見るとそういうのは些末な話で、TPUチューブである時点でどれも似たり寄ったりだ。

むしろ自分が過去に使っていたTubolitoやRevoloopよりもRidenowはスローパンクが発生する率が低く感じるし、エアの保持も良い。

 

また、前述した日常的にガンガン交換する事になるという短所を踏まえると、1本で数千円するチューブを運用する財力が自分には無い。その点Ridenowならバーゲンで1本700円台で買う事も出来、値段としてはブチルチューブよりも安い位だ。

この値段なら、交換頻度が高いというデメリットを軽くて小さいというメリットが上回ると自分は判断した。

 

以上のような理由で自分はRidenowを体調発注して使っている。

今の所特に問題は無いので使い続けてみようと思う。