しろさとTTコース 要注意ポイント | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

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11月5日に開催される第6回しろさとTTのエントリーが8月1日に開始となる。

特に200kmはエントリー開始から時間をおかずに満員となる人気大会なので、8月1日からではなく、求められるトレーニング内容や遠征スケジュールなど踏まえて今の時期からエントリーするか否かを検討する事になる。

その参考になれば良いと思ったので、自分が感じたしろさとTTのコース最大の要注意ポイントについて記しておく。

 

しろさとTTのコースは画像の計測地点から時計回りに周回するのだが、計測地点の直後、下ってから右にカーブしながらの登り返しがあるのだが、そこだ。

ここは参加者によって速度差が大きくなりやすい。

 

TTでは遅く走らない事が重要なので、登りで大きくペースを落とさない事と共に、下りはじめで可能な限り短時間でトップスピードに乗せる事も大切だ。

タイム狙いで走る場合、ここの下りは脚を多少使ってでも下り初めで加速して、トップスピードで谷に到達し、登り返しは普段以上に頭を下げて肩をすぼめて速度をキープして登り切っておきたいポイントとなる。

この写真がまさにその登り返し部分のもの。

自分のログを見るとここの登りは中盤の中だるみしている状態でも35km/h以上。45km/hを超えているケースもあり、200kmでタイムを狙っている参加者や100km50kmの参加者もそういう速度で走っていると思う。

 

一方で、しろさとTTのような長距離のTTでは疲労で出力が落ちたり、完走目的で無理のない出力で走るという場合もある。

その場合、ここの下りでは脚を休め、登りは(空力悪化で)多少速度が落ちる事を織り込み済みでダンシングでいなすという方法もある。このダンシングで、本当に一気に速度が落ちる。

 

上記のような違いで、この登り返しは想像以上に速度差が大きくつく。

距離が一気に詰まってしまった場合は衝突回避のため急ブレーキをかけるかラインを咄嗟にずらすかする事になるが、後方を確認する時間も無い。

 

そういう訳で、ここの登り返しは予め警戒した上で他の箇所以上に前走者の様子を注視して走るのが良い。

 

以上、しろさとTTの要注意ポイントでした。