北海道縦断だ。
松前町の白神岬から出発し、宗谷岬まで走る。北海道最南端から最北端までのサイクリングだ。ルート選びにもよるが、距離は660km以上にはなると思う。
距離は長い。しかし、まとまった山は無いし市街地も少ない。向かい風の日をあえて選ばなければコースとしては比較的走りやすいと思う。
本州では東京⇔大阪、550km前後を24時間以内で走るキャノンボールというチャレンジが有名だが、白神岬～宗谷岬で24時間以内での完走を目指せば相当チャレンジングなものになるのではないか。前から北海道でもキャノンボールの様な一般化したチャレンジがあれば面白いと思っていたのだ。ただ、こちらは本家と比べて距離が100km以上長く、やる人が限られすぎて一般化はしないかなとも思う。
距離以外にもちょっと問題点があって、それもネックだ。白神岬へのアクセスが悪いのだ。
新函館北斗か函館までJRで行った上で、最寄りの白神下町までは何時間かに一本のバスで行くことになる。
このため、小樽からだと始発で行っても到着するのが16時過ぎ。札幌からでも12時半頃になる。
思い切って日程を作って前乗りしようにも、松前町は宿泊施設が少ない様で、安く済ませるのは難しい。
24時間で走るには夜間走行もしなければならないので、スタートまでにまとまった移動が入るのはキツいものがあるのだが、悩ましいところだ。
加えてポイントになるのは、105km地点あたり、森町手前の舗装状況だ。路肩の舗装が剥がれ、縦にうねりのようなものが出来ているので、ここを夜間に走行することはなるべく避けたい。そうなると、現地到着は16時過ぎではなく1２時半にしたいが、そのためには小樽住まいの自分には札幌での前泊が必須…
数時間走行開始を早めるためにわざわざ前泊の日程を組むのか…？
仮に12時半に現着出来たとして、冒頭のルートで走った場合の目標ペースは下のようになりそうだ。
13時 白神岬を出発
17時 森(110km地点)を出発
19時 長万部(170km地点)を出発
21時半 岩内(240km地点)を出発
0時 小樽(300km地点)を出発
3時半 新十津川(400km地点)を出発
7時 羽幌(510km地点)を出発
9時半 天塩(575km地点)を出発
12時半 宗谷岬(667.4km)に到着
向かい風の日は選ばないので、今までの走行実績に照らすと上のペースは現実的だ。
体力的な部分と腰痛の防止など気を付けなければいけない部分もあるが、いつかやってみたいものだ。
具体的に書いてみると気持ちが高まってきてしまう。
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ずっと日本海側というのも面白いのでは？という声を頂いたのでやってみた。
難易度は上がって24時間は難しくなるが、この方がテーマ性があって面白そうだ。
積丹半島も回ることが出来ればベストだが、そうなると750kmになってしまうので、普通の人間では24時間で走れなくなる…残念。。