日本一気が早い?2015年ブルベ予習 【様似編】 | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

北海道のサイクリング好きのブログ。

宗谷岬600に続いて、新コースの様似400も予想としてなぞってみた。
諸事情により、2015年のブルベはこれが最初となる。実走が可能になってからちょうど1週間という日程なので、冬場のトレーニングをどれだけ継続できるかがカギだ。

オダックスジャパン北海道のウェブサイトに『程好いアップダウンの道中』という言葉があり、自分はこれに反応してしまった。アップル街道とまでは行かなくても、苫前~初山別くらいのアップダウンが延々と続いてそれの往復になるんだろうなと。
しかし、ルートラボを見てみると、新ひだか~様似ののこぎり区間は一つ一つのアップダウンのサイズが小さくて全行程での獲得標高はなんと1600m弱。線路沿いだからそんなもんなのか…何かの間違いなのかもしれないが、本当に程好い感じで景色を楽しめるコースなのかもしれない。

【補給】
このコースはPCが3か所で、区間の長さは大体95km、105km、105km、95kmとなるようだ。
最初の区間はスタート前に多めに食べれば大丈夫だが、あとの区間は全て走りながらの補給を考えることになる。具体的には、PCごとに500~600kcalを補給して、60kmほど走った時点で400kcalほど補給するというリズムになる。

100前後の区間が連続しているという点では宗谷岬600よりもシビアだと言えるが、ボトルゼリーの短所を考えるとこのコースでも500mlのソフトフラスクにPCでゼリーを詰め込むと言う形をとると思う。
ロキソニンの投入は恐らく様似での1回となるので、胃の調子を心配する必要もないかもしれない。眠気防止のカフェインの投入は考えなくてもいいだろう。

【夜間走行】
5月23日実施の6:00スタートなので、暴風が吹いていない限り本格的な夜間走行にはならない。18:30くらいに暗くなると考えて、順調にいけば千歳手前あたりなので、バッテリーの心配も恐怖感の心配もないだろう。

【装備】
装備はボトルケージの使い方も服装も宗谷600と同じ想定で大丈夫そうだ。
イメージ 1
↑これにエアロバーを付けてホイールをRS81 C35に変えた状態

【ペース配分】
宗谷600と大きく違ってくるのはペース配分だ。
さとらんど~新ひだかの区間は往路復路共に高さが40~60mほどの丘が複数ある。
このサイズになると力任せに常にクリアしていては後半脚に来るので、往路は大人しくしている必要がある。
ただ、新ひだか~様似~新ひだかの210kmは基本的に20mに満たない丘ばかりなので、コース全体の距離も考えてここはどんどんアタックをかけて行くことにする。
今年の5月24日の留萌300ではアップダウンの続く望来~増毛の約100kmほど?でアタックをかけ続け、小平以降はペースが落ちてしまったが、来年は210km力を出し続けられる体力を身につけていたい。
走り方としては、丘に入る前にスピードを少し上げておいて、丘の上部ではダンシングも使ってスピードを落とさずに一気に登りきる形になる。それを見越して、断続的に出力を上げて1分程維持する練習をローラーでやって行った方がいいかもしれない。
復路の新ひだかまでペースを落とさず、最後の95kmは明るいうちはアタックを継続して、市街地に入ってからは無理をしないという形になりそうだ。

宗谷岬600では最後まで頑張りすぎないようにペースを管理する必要があるが、様似400では最終区間までアグレッシブに行きたい。というよりも、7月頭に1000を走ることを考えると、それくらいのことに耐えうるフィジカルを冬場に作っておきたい。

【風】
日高方面は一度も走ったことが無いので解らないが、襟裳岬は日本有数の強風地帯だ。それを考えると新ひだか~様似~新ひだかののこぎり区間は風を覚悟した方がいいだろう。そうなると丘の越え方も全く変わってくる。
ある一定以上のパワーを出さないようにセーブしながら慎重に走ることになるだろう。


朝スタートのコースだし、雄武400に比べると大分走りやすいコースな気がする。
天気に恵まれて海岸沿いの景色を楽しみながらチャレンジできればと思う。