ブルベに効いた補給 | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

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北海道のサイクリング好きのブログ。

ブルベやロングライドでは、どのタイミングでどういうものをどれだけ補給するかというのが非常に大事だが、去年何も解らずに稚内を目指した時などは、今思えば消化によくないもの(カップ焼きそばなど)を食べすぎていた。今年は脂質があまり多くなくて炭水化物が多いもの、消化の良さそうなものという方向で補給した。
 
自分はファストラン志向なので、ゆっくり休んで名物を食べて元気をつける、というのとは真逆の、味よりも時間を優先するという偏った選び方ではあるのだが、今年走った中で良かったものは下のものだった。評価基準は「カロリー」、「食べやすさ」、「食べるのにかかる時間」、「コストパフォーマンス」。
 
①プリン
各項目とも最高。大きいのを2つくらい食べれば1分かからずに550kcalほど摂取可能。塩分を含まない点がネックだが、来年からは岩塩タブレットを携帯して補おうと思う。
 
②ゼリー飲料
コスパ以外は最高。コスパでプリンが勝つ。プリンに勝つのは携帯性。夏場に溶けるチョコのような面倒さも無くて、やや重いが走行中に食べるのなら便利。塩分を含んでいない点は①と同じ。
 
③カップスープ+おにぎり
これは大雪600で重宝した。カップスープにレンジで温めていないおにぎりを投入するもの。熱さが和らぎ短時間で食べられるが、食べやすさと時間の面で①、②に負ける。
①、②に勝つのは、塩分を含んでいる点と、温かい点。発汗による塩分不足はまずいし、北海道の夜は真夏でも気温1ケタになる(誇張ではなく、普通にそうなる)。大雪600では低体温症のような状態になって長時間の休憩を余儀なくされたことからも、体を温めるのは非常に重要だった。
 
④アンパン
これは定番だと思うが、全体的にバランス良し。ただ、全体的に①と②に負ける。①と②の下位互換。水分を別に取らなければいけない点でも①と②に負ける。勝つのは携帯性で、300kcal以上をポケットに入れられて、夏場でも溶けないというのは良い。
 
 
完走した後にスタッフの方と話していて盛り上がったのが、“途中でしょっぱいもの食べたくならないですか?”という話題だった。確かにその通りで、短時間で消化のいいものを食べようとすると、甘いものが中心になりがちだ。それを1日中続けていると舌が変になってくるというか、食べるのが少し辛くなってくる。それに対する一つの解決として開発したのが③で、なかなかいい感じだった。
 
 
上の①~④はエネルギー源として何を補給するかという点で選んだが、それとは別に、眠気対策も大事だというのを大雪600で学んだ。眠さが原因で脚が全く回らなくなり、仮眠を取らざるを得なくなった場面があったのだ。
それを考えると、夜明けの時間帯くらいからコーヒーをガンガン飲むのがいいかもしれない。ネックになるのは利尿作用か。


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