トランプ米大統領の妻、メラニア夫人が9日、ホワイトハウスで「私はエプスティン(エプスタイン)の被害者ではない」とする声明を発表したことが謎を呼んでいます。
(1)メラニア夫人とエプスティン氏の関係については大きな問題になっておらず、主要メディアでも取り上げられていなかったのに、突然、自ら進んで釈明の声明をホワイトハウスで出した。
(2)トランプ大統領がメラニア夫人が声明を発表することを知らなかったと言っている。(MSNOW)
(3)エプスティン事件を矮小化し、隠蔽しようとしているとされるトランプ大統領の方針に反して、メラニア夫人は連邦議会に対して被害者の証言を求めることなど真相究明の努力を要請した。
(3)にメラニア夫人の声明の最後の部分
Of course, this doesn't amount to guilt but we still must work openly and transparently to uncover the truth. I call on Congress to provide the women who have been victimized by Epstein with a public hearing specifically centered around the survivors. Give these victims their opportunity to testify under oath in front of Congress with the power of sworn testimony. Each and every woman should have her day to tell her story in public if she wishes, and then her testimony should be permanently entered into the Congressional record. Then, and only then, we will have the truth. Thank you.
もちろん、これ(エプスティンとの接触やメールなど)が直ちに罪になるわけではなくても、私たちはなお、公開の場で誰にもわかる形で真実を明らかにするよう努めなければなりません。私は議会に対して、エプスティンの犠牲者となった女性たち、特に生存者を中心として公聴会を開くよう求めます。宣誓証言の権限を持つ議会の面前で、宣誓したうえで証言する機会を被害者たちに与えてください。すべての女性がそれぞれ、望むならば公に自分の体験を語る機会を持つべきであり、その証言は永久に議会の記録に残されるべきです。そうしてこそ、私たちは真実を知ることができます。
<考察>
トランプ大統領が、エプスティン氏から紹介された女性に性的暴行していたという疑惑があり、それに関係する部分をはじめ、トランプ大統領にかかわるとみられる部分の記録が、公開されたエプスティン文書から抜け落ちていたことがニューヨークタイムズによって報じられました。この記事では、トランプ大統領に13歳から15歳の間、性的被害を受けたと訴え出た女性が、途中から何も言わなくなったことにも触れています。この記事が出たのが、米国、イスラエルがイラン攻撃を開始する直前だったため、トランプ大統領が自身のスキャンダルを覆い隠すために戦争を始めたという批判がされました。
メラニア夫人は演説の最後の部分で、議会に被害女性の公聴会の開催を要求しています。議会に要求するという形をとりながら、間接的に、被害女性に対して、本当に被害を受けたというのなら、議会で証言すべきであると要求しています。ホワイトハウスで演説したメラニア夫人のように、議会という公の場で、宣誓をして真実を話せと言っているのです。
「それができないなら、被害女性が言っていることはうそだ。エプスティン文書に書かれていることもでたらめだ」
メラニア夫人の演説は、トランプ大統領の差金で、被害女性を脅したのだと、ぼくは推察します。
