政府が日銀審議委員にリフレ派(アベノミクス派)を充てる人事案を国会に提示したことで、円安が進み、同時に長期国債の価格が下落(国債10年物利回りが上昇)しました。
高市首相=アベノミクス=リフレ派が力を持つとどうなるか。
・日銀の利上げに消極的→金利が高いドルを持つ方が有利→ドル高円安→エネルギー・食料品・金属など生活必需品を含む輸入品の価格が上昇
・日銀の国債売却に否定的→景気刺激策として日銀が国債を購入して供給した通貨が市場でだぶついたまま→国債価格が下落・金利が上昇→国債の利払いが増加→財政悪化の懸念材料
25日正午すぎに市場が下した判断です。
今朝の毎日新聞は、高市首相が植田日銀総裁との会談で追加利上げに何色を示したことを特報しています。
https://mainichi.jp/articles/20260224/k00/00m/020/128000c
今後もこの傾向が持続するかどうかはわかりません。高市首相がこれから打ち出す政策の一つ一つを市場は注視しています。
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政府が25日、日本銀行政策委員会の審議委員候補に浅田統一郎・中央大学名誉教授と佐藤綾野・青山学院大学教授を充てる国会同意人事案を衆参両院に提示した。ともにリフレ派やアベノミクス・ブレーンの経済学者やエコノミストとの共著がある。(浅田氏共著『経済政策形成の研究 既得観念と経済学の相克』、佐藤氏共著『昭和恐慌と金融政策』)
米ドル/円は12:30前に156円台の円安。リフレ派の人選で日銀が追加利上げに動きづらくなるとの思惑に円売りが優勢となった。(MarketWin24より引用)
<ドル円の30分足。12:00-12:30にドルが上昇、円が下落>
<日本国債10年物利回りの30分足。12:00-12:30に上昇(国債価格が下落)>

