ラストスキー・イン・白馬の最終日にして今シーズン最終日の11日も好天に恵まれました。

 

 雪が重たくて疲れるので、ターンの練習はほどほどにしてエア練習に専念する予定でしたが、いくら一人で練習するのに慣れているといっても、スキーをかついでハイクアップを繰り返す気にはなれず、こぶを滑る誘惑に負けてリフトで循環しました。

 

 前日、DPT(ディプト)が利かないと思ったのは勘違い。DPTの動作ができていないだけでした。春雪のレスポンスの遅さに合わせて、落ち着いてタイミングをとったところ、不完全ではありますが、DPTで細かくターンを刻むことができました。

 

<天気がいいので昼食はほぼ貸し切りのゲレンデのエア台食堂で。メニューはザ・ビッグ白馬店で買った焼きそば>

 

 滑っているときにときどき、左膝の外側が痛くなることがあります。ぼくの滑りの悪い癖で、特に難しい局面になると、左の股関節が動かず、右脚だけでターンしてしまうようです。右外足荷重→左外足荷重となるべきところが、右外足荷重→右内足荷重という具合です。左足は放っておかれているので、体の真下から離れて、ねじられるのだと思います。

 

 ぼくの腰は数年前から左右の形が違います。右の骨盤の外側だけ筋肉が分厚く付いて膨らんでいます。スキーなのか農作業なのかわかりませんが、右の股関節ばかりを働かせてきた結果なのだろうと思います。骨盤の左の出っ張りのあたりで左のスキーを踏むように意識したら、左右不均等なターンが改善されました。脚の力で踏むのではなくて、体の重心をスキーに乗せる感覚が大切なようです。

 

<エア台からの景色。着地後のターンはだいぶできるようになりました>

 


<スタートからエア台まで浅いこぶになりました>

 

 今シーズンの雪上練習はこれで終了。モーグル、スキークロス、アルペンと課題が山のように見つかりました。できなかったことができるようになるのは、何歳になっても楽しいことです。来年もまた大会に出て、少しでも成績が上がるよう、シーズンオフのトレーニングに励みたいと思います。