22日に予定されていた第78回白馬八方尾根リーゼンスラローム大会第2日は、大会コースのリフトが凍結して動かず、中止になりました。

 

 八方尾根のリフトは下部ゲレンデしか動かず、スピード練習もこぶの練習もできそうにないので、隣の白馬五竜・HAKUBA47スキー場を久しぶりに訪れて、193cmのGS(大回転)の板でダイナミック・ポジショニング・ターンの見直しをしました。

 

 リーゼンスラローム大会の第1日でスピードが上がらなかった原因の一つは、ターンするときにスキーがくるっと回って横を向いてしまうということでした。先日の氷ノ山国際スキー場のスキークロスなど人に見てもらったときに、何回か指摘されていたことですが、ダイナミック・ポジショニング・ターンには、スキーの向きを変えるときに板が必要以上に回りすぎて、テールが本来のターン弧の外に飛び出してしまいがちであるとうという問題があります。「ピボットずらし」のスライドターンと同じような動きです。

 

 ターンの前半、斜滑降の斜め下を向いていたスキーが谷方向(真下)を向くところまではいいのですが、そこから逆の斜め下に向くときに一気に回って、ほとんど真横を向いてしまいます。

 

 今日の練習では、ターンの後半でスキーができるだけ回らないようにするにはどうすればいいかを考えて、「スキーが谷を向いたときに思い切りテールに体重をかける」という結論を得ました。

 

 3月8~10日に予定されていたハチ北高原スキー場のSAJ(全日本スキー連盟)公認のモーグル大会も雪不足ために中止になりました。その直後の3月13~14日に早まったスキークロスの全日本選手権と翌日のFIS(国際巣スキー・スノーボード連盟)公認大会が今シーズン、ぼくが出場する唯一の公式戦になりました。

 

 白馬滞在は残り3日間。モーグルの練習もしつつ、スキークロスの全日本に向けて練習に励もうと思います。