まぁ、一年もやっていなかったので書くことはいっぱいあるわけですが、掛川から生田に引っ越してきました。田舎度はどっこいどっこいですが、周りが便利ないいとこです。遊園や下北でだらだら生活しております。中身なんもないですが本日はこの辺で、
昨日の答えはプラシーボ効果でした

大学入学してから早2か月が過ぎました。

入寮からは3か月が経とうとしています。もう一年の4分の1が経ってしまったわけですね。早いなぁ。いままで碌に更新してこなかったわけですが、ここからはできるだけ書いていこうかなと思います。

さて最近よく思うことは、集団生活は馴染まない。それに尽きますね。高校時代は上下関係といっても、2,3年の先輩どちらも優しく気に留める程度でよかったのですが、大学では雑務の多さが尋常じゃないですね。週に一回洗濯、毎日の道場掃除、寮清掃、一年の仕事量が多すぎますね。レス部の中では3本の指に入る量らしいです。そして自分不器用なため、いまだに慣れない(汗)そして同級生に迷惑かけまくり。本当に申し訳ない。早く覚えて頑張っていきたいな。さて初日はこんなところで。

最後にクイズ、詐欺師がよく使うテクニックの一つで小麦粉などを薬と偽って渡します。無論相手は知りません。相手は小麦粉だと知らずに飲みます。するとどうでしょう小麦粉で病気が治ったではありませんか。このような現象を何というでしょう。

奴こと、霧川虎王は、勝って当然という顔付きで負けた奴らを見下していた。
その顔は、虎のように堂々とした顔では無く、狼の飢えた顔に近かった。
「足らぬな。」
そういうと、そのまま立ち去って行った。
「彼は飢えています。
彼ぐらいの強敵が出てきていませんからね。」
何時の間にか後ろにいた、咲森はため息混じりに言った。
「あの顔はそういうことなのか。
面白い。俺が満足させてやるよ。」
「できますかね?」
つぶやいた一言を咲森がぶった切った。
「どういう意味だ。」
気になった意味を問うてみた。
「まだ、あなたの走りは足りないんですよ。
勝利に目を向けすぎですかね。」
言ったあいつは、つぶやきを残して消えた。
「これは見つけられるものですよ。」
気になりオレは、先生に聞いてみた。
「俺の走りには何が足りない?」
しばらく考え、先生は
「それは、気持ちかな。」
と答えた。
「勝ちたいって気持ちなら十分だと思うけど。」
さっき言われたことを、先生に言ってみた。
「そうじゃないんだ。
物事っていうのは、多面的でね。
熱くなってる時や必至になってる時は、
一側面しか見えないけど、
落ち着いてみれば、何面も見えるんだ。
走っている時、勝ちしか見えてない時には、自分のことしか見えないんだ。
けれど、少し落ち着いて、楽しんだり、喜びを感じたりすると、
途端に、相手の状態や、グラウンドコンディションがわかるんだ。
それを考えてみたら?」
それは、先生がオレを思っていってくれたオレにとって、重い一言だった。
「喜びや楽しみか!
考えたこともねぇや。
ありがとう。先生!」
言って、先生の前から走って競技場行った。
「喜びかぁ。
俺にとっての喜び、それは、強い奴と戦えること、そしてそいつらの力を食らえることだ。
前の四人じゃものたりねぇがあいつなら満たしてくれそうだな。」
闇に染まったオレは、そう言い決勝の
舞台に向かった。
トラックでは、既に霧川がストレッチをしている。
俺も同じようにストレッチをしていると、奴は、いつもと変わらない強気な口調で話しかけてきた。
「お主、何者だ。」
「今更なんだ。」
即答で返した。
「以前は、取るに足りぬ小物だと思って名前を、記憶する必要もないと思いしなかったが、今は、そうではなようだからな。」
鋭い目でにらみながら奴が言った。
「小林龍輝。」
試合前の硬い表情でそう言った。
「ふむ、この試合で心を折れないのは、お前と神山ぐらいだからな。
せいぜい、我の背中を眺めているといい。
王の背中に走りを学ぶといい。」
そう言って奴はまた、ストレッチを始めた。
神山や他の奴も来てとうとうレースが近くなって来た。
神山は、何かに祈りを捧げ、霧川は座禅を組んで精神統一をしている。
オレは、というと先生に前に教わった、勝利のイメージを描きながら練習をしていた。
開始5分前になり、会場が重い雰囲気に包まれた。
まるで、何かが起こる前触れのようだった。
そしてとうとう始まる。
位置に着いての掛け声とともに、
会場が静まり返った。
用意の掛け声で、皆がレースに集中する。
そして、運命を分けるピストルが鳴った。
と同時に、今までに感じたことのない
悪意や、負の感情の塊が会場にいっきに広がる感じがした。
オレが振り切って走り出すと共に、奴らも踏み出した。
一歩前に出ようとしても、霧川は、それを越す速さで次の一歩が出る
必至に食らいつこうとしても、追いつかない。
気持ちが折れそうな瞬間、頭の中に無数の顔が走った。
お母さん、お父さん、優菜、麗菜、
勇介、諫早先生、一緒にレースを走った戦友。
その顔と共に、希望、いや、諦めたらいけないという気持ちが芽生えた。
それとともに足の回転が速くなって行った。
3位だった順位を一位あげ、2位になった。
そして、霧川に追いつこうとした、瞬間、レースが終わった。
零から百の間の無数の想いが消え、
知らず知らずのうちに涙が出ていた。
「「また、やろう。」」
気づくと、後ろに霧川と神山が居て、声をかけて来た。
「おぅ」
涙を吹きながら、返事を返した。
「負けから、学ぶこともある。」
母さんの言葉が蘇ってきた。
(そうだな、母さん、オレは、陸上をやりたい。
こんな簡単なことがわからなかったんだ。)
そう思い、オレは表彰を受け、
ふるさとに帰って行った。
初競、完