改めて、次女におととしのWISCの結果を見せて説明しました。
「ここに70とあるね。これが次女の知能指数、IQです。
普通の人の平均が100なので、差が30あります。
これがあなたと同級生との差です。
だから自分が『これでいい。こんなものでいいや』と思ってから
あと3回、3分、努力してください。
歯磨き、ドライヤー、ピアノの練習、読書...。
あと3回、あと3分多くやるんだよ。」
すると次女、最初は神妙に聞いていたのですが
だんだんとキレ始めまして
「なんでいま、そんな話するの。いま聞きたくなかったのに。
分かってるよ、分かったってば。
いつも自分はがんばってるわ。努力してるわ。これ以上できないぐらいに」
と癇癪を起して泣きわめき始めました.
たまたまその場に長女がいたのですが、
次女のセリフを聞いて長女がぶち切れ
「あんたのは努力じゃないわ!
がんばってる、がんばってる言ってるなら結果出してみせろや
何だよ、あの成績は。あれでがんばってるって言うのかよ」
「がんばってるわ。死ぬほどがんばってるわ」
「バカ言ってんじゃねえよ。あんたの努力なんて努力じゃねえわ。
ねえねは中学のとき、あんたの5倍は勉強したわ。
塾も土曜日に行って自習したり、先生に聞きに行ったり、家でも12時過ぎまでやったわ」
「・・・勉強してない子だっているんだよ」
「だから何だよ、他の子はどうだっていいわ。なんなら、他の子はあんたよりもっと努力してるわ。
努力が足りないからあんたの成績は下から数えて○○番目なんだよっ!」
長女の剣幕に押され、次女、大泣き。悔しい事に言い返せないし
「あんたはいつもいい加減なんだよ。それがいつまでも通用すると思うなよ。
今も逃げようとしてるだろ。『分かった』って言うなら、分かったことを説明してみろ」
「・・・ピアノを3回練習する」
「そういうことじゃねえわ 聞いてねえだろ、今まで言ったこと。
ママは『自分でこれでいい、と思ったところから、あと3回、3分やりなさい』って言ったんだよっ!」
長女に気押され、次女、最後は泣きながら+3の努力をすることを約束
・・・ありがとう、長女
確かに長女は真面目な努力家でした。
本来なら「ムリ」だった高校に合格、実質学年最下位(長女から下は全員スポ選だった)で
高校生活スタートでしたが、塾に行ったり、放課後や土曜日に自習を重ね、
卒業時には学年で真中ぐらいまで成績UP
その長女からしたら、努力らしい努力もせず、何か言えば癇癪起こして逃げる次女が
本当に腹立たしかったのだと思います。
この後、次女は私の隣に座ってしっかり読書。
読書記録ノートにも今までとはうって変わって、しっかりした文章で記録
そうだよ、意識入れてやればできるじゃん
火の気シーズン、いい感じで長女が大火を燃やしてくれました
+3、+30が定着するまで、ハハはしっかり見るからね