畳のあるリビング、
だんだんと増えているそうです。
スタイリッシュな畳もあるんですよ。
デザインや素材もいろいろ、機能的にもすぐれたものあります。
今日は「畳のこれ」知っておくと、だれかに自慢できる
というお話です。
新潟県上越市で
注文住宅の新築とリフォーム工事しています
「木の家」専門の1級建築士
スタートホーム(有)星野材木店の
星野哲です。
タタミのリビング
タタミのあるリビングが増えているそうです。
ネットの記事でありました。
↑ ネット記事
こちらのご家族、
展示会に行って、
うすいピンクの色が気に入ったそうです。
まわりの床板をダークにして、色鮮やかに。
お部屋のアクセントに使われていますね。
デザインだけでなく
機能面でも優れたものがあります。
タタミの表面に使われているイグサ
色あせしにくいものであるとか、
ペットにも対応した樹脂製ものがあります。
リフォームや
リノベーションでも選ばれるご家族が多くなった
そうです。
確かに、
ダーク目の床板に薄いピンク色や
薄めグレーのタタミが中央にあると
個性あるお部屋になります。
フローリングとは違った表面の質感も
変化になっています。
生活の様子も想像できます。
ゴロゴロ横になって休憩する。
子供さんのお昼寝に気持ちよさそう。
着物の着付けや服のコーディネートで
たくさんの服を床にならべて見比べたりでそう。
洗濯物をたたんだり広い作業スペースになります。
お布団を敷けば客室や個室にも使えそう。
限られた広さのお部屋を
多機能に何倍にも有効に使えるから
いいですね。
おっさんのボクもタタミ大好きです。
色や表の模様も種類が多くて
世界観が広がったなあと思います。
↑リビングにあるタタミコーナー
でも、
これって、本格和室に使われる畳とは
別のものです。
↑床の間のある和室 昔からある様式の畳
一番の違いが縁(へり)。
呼び方は、「ふち」ではないです。
「へり」です。
↑だれかに自慢できる豆知識です。
タタミのへり ってここ ↓
昔からある和室の畳、
つくり方からすると、
どうしてもヘリが表面にみえてきます
ちょうど
リングノートのようなもの。
何枚もの紙を束ねます。
表紙や本体のページをリングで束ねます。
正面から見るとどうしてもリングの部分がみえてきます。
何枚もの素材を
へりごと糸で縫って、ひとつにする感じです。
どうせならヘリのデザインにもこだわっていますよね。
シンプルに無地。
豪華に金糸をいれて
鶴亀のおめでたいデザインがあったり。
また、本格的に仏壇のある部屋なら、
仏式にあわせた本式のデザインもあります。
畳の縁(へり)だけでも奥が深いです。
スタイリッシュなタタミにしようと思ったら
縁ナシ(へりなし)のタタミを選ぶと思います。
実はタタミの製作では、
ヘリナシの方が難しいです。
何倍も技術が必要。
だから、
もし、タタミを選ぶ時には
「ヘリがあるものを選んでください」
という訳ではありません。
ちょっと縁のこと
気にしてほしいなあと思っています。
タタミのこと、
まだ話したい事あります。
あなたの知らない畳の世界。
それはまた次回。
それにしても
「縁」という漢字、
ふち、へり、えん
いろいろと読み方ありますよね。
ホワイ ジャパニーズ ピーポー
日本語、むずかしい~~
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毎日ブログ書いています
また明日。