スポーツコミュニケーションアドバイザー&

コーチの江口真弓です。

 

今回は、ティーチングとコーチングの

使い分けについてお伝えします。

 

 

コーチングの重要性はわかっていても、

やはりティーチングもしないといけないし、

どこまでティーチングをやって、どこまで

言わずに我慢して、どこからコーチングが

必要なのか、悩みは尽きないかと思います。

 

ここで、

「教えないといけないこと」と、

「考えさせて気づかせれば理解できること」を

分けて考えてみましょう。

 

 

まず「教えること」とは、

相手が全く知らない、経験のないこと。


例えば、ルールとか、基準とか、基本的な

やり方とか、知識・教養とか。
 

これは教えないと理解すらできませんし、

知識や経験がなければ、考えようにも

考えられません。

 

「考える」とは、知識や経験をもとに、

自ら考え判断することです。

 

 

まずは知らないことを知ってもらうために

「教える」

 

そして、

教えたことに対してできなかった時、

また色んな選択肢がある時には

「考えさせて気づかせる」

という促しができます。

 

具体的には、

例えば教えたことができなかった時には、
「そうじゃないだろ、もっとこうしろ」
ではなく、


「今、何をしようとしたの?」
「本当はどうしたかった?」
「次はどうやってみる?」
など。

 

また選択肢がある場合は、
「今のこの攻撃の場面で、AとBとCの方法

があるとしたら、君ならどの方法でやってみる?」
「それはなぜ?」
や、

「僕ならこうしようと思うけど、それはどう思う?」
など。

 

 

技術指導だけでなく、

選手の考える力を養うには、

指導者の思考力、言葉、コミュニケーション

質問力などもカギになってきますね!

 

 

では、また次回に!

 

 

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