スポーツコミュニケーションアドバイザー
&コーチの江口真弓です。
この1ヶ月、オンライン、対面、その他研修
等で、色んな指導者さんの話を聞くことが
できました。
その一つである、サッカー指導者との対談は
こちらから是非ご覧ください。
つい先日、オンラインでテニス指導者と
話した内容で、特に印象的だったのが、
「ミスするな」という指導についての話です。
実は私自身も、「ミスするな」については、
普段の研修で話をしているので、その話題
になった時はちょっと驚きましたが、
やっぱり「ミスするな」という指導は現場
あるあるなのでしょうか。
ちなみにそのテニス指導者は、選手に
「ミスするな」とは一切言わないそうです。
「練習なんだから、ミスしていいじゃん。
ミスは指導者が直してあげるべきなのに。」
普段からそう考えているからこそ、
「ミスするな!」という声かけには違和感を
感じると話していました。
では、
ネガティブな言葉はなぜダメなのでしょうか?
どう言い換えればいいのでしょうか?
まず、結論からお伝えすると、
ネガティブな言葉は、ネガティブを生み出す
つまり、「ミスするな」は、
ミスを生み出してしまうのです。
どういうことかというと、
ミスするな⇒ミスしたらどうしよう。
と、「ミス」のイメージが頭に残ります。
ちなみに、お子さんに
「味噌汁こぼしたらダメだからね!」
と言ったとしましょう。
そうすると、子どもは
こぼしたらダメ⇒こぼしたらどうしよう。
と、「こぼす」イメージが頭に残ってしまい
ます。
でも、
「ちゃんとまっすぐ前を向いてゆっくり運ぼ
うね」
と言うと、そこに「こぼす」という言葉が
入っていないので、こぼすイメージには
ならないですよね。
なので、「ミスするな」の声かけは
ミスをイメージさせてしまっていることに
なるのです。
そして、言葉の言い換えは、
ポジティブに言い換えるとしたら
どう言い換えができそうですか?
ミスをイメージさせない言葉の言い換えを
まずはご自身で考えてみてくださいね。
色んな言い換えができると思いますよ!
何かいい言葉が見つかったら
是非聞かせてくださいね!
では、また次回に!
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