
最近、ナショナルジオグラフィック他で、「太陽系の新しい惑星」についての報道がありました。
太陽系で新たな惑星を発見
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120514001&expand#title
ナショナルジオグラフィックニュース 2012.05.14
太陽系の暗い外縁部に、未知の惑星が存在している可能性が明らかになった。外縁天体の奇妙な軌道が、未知の惑星の存在を示唆しているという。
というようなニュースです。
全部は上のリンクでお読み下さい。
この「太陽系の新たな惑星」については、ずいぶんと以前から、報道や、あるいは話題として頻繁に現れてはいました。 In Deep でも過去取り上げたことがあります。
太陽系9番目の巨大惑星の存在についての公式アナウンスが近いという報道
http://oka-jp.seesaa.net/article/186056786.html
2011年02月15日
などがそうです。
ちなみに、「現在の太陽系」というものがどのようなものになっているかというのは、上の記事などにも載せた図がわりとわかりやすいかもしれません。
下の図です。

上のうちの、右端にある「巨大な暗い星」というのは確認されていないもので、その他はすべて確認されているものです。
つまり、現在の太陽系は、太陽から外に向かって、
水星
金星
地球
火星
ケレス
木星
土星
天王星
海王星
冥王星
エリス
ということになっていて、太陽系の11の星が確認されているのですが、このうち、ケレス、冥王星、エリスの3つは準惑星といって、惑星とは扱われていませんので、現在の太陽系には「地球を入れて9個の惑星」が確認されているということになります。
しかしまあ、他にも、太陽系にはマケマケという準惑星と、ハウメアという準惑星などもあり、それらは比較的最近見つかったものですので、さらに見つかる可能性もありそうです。
▲ 小惑星として初めて発見された天体でもあり、「小惑星番号1番」を持つケレス(セレス)。名前の由来は、ローマ神話の女神であるケレース。ケレースは穀物の収穫の女神で、なんと「ビール」の語源でもあります。つまり、ビールの女神。
そして、上のナショナルジオグラフィック記事などを含めて、最近、話題となるのは「太陽系の10番目の惑星」についての報道だということが言えそうです。
そして、そういう未確認の惑星の中のひとつが「ニビル」と呼ばれているものです。
欧州宇宙機関が地球から観測できる銀河の数を「7兆3750億」に訂正
http://oka-jp.seesaa.net/article/270111843.html
ちなみに、新たにわかった観測できる「星の数」については300億兆個( 30, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000 )とのこと。
(訳者注) これは1週間くらい前の報道なんですが、何か気のきいた解説をつけてご紹介しよう・・・と思って温存していたんですが、気のきいた解説がつけられませんでした(笑)。なので、翻訳したものをそのままご紹介します。
タイトルとおりに、私たちの地球から見える(今までは見えなかった)星や銀河の数はとんでもない数だったということが観測機器の発達で明らかになってきているというものです。
今まで、90パーセント以上の惑星や銀河は、塵やガスなどによって地球から見えていなかったということになるようで、本当に宇宙は星だらけのようです。
一応、再確認として、記事に出てくる「銀河」とか「銀河群」とかの説明を記しておきます。
銀河 → 恒星やコンパクト星、ガス状の星間物質や宇宙塵、そして重要な働きをするが正体が詳しく分かっていないダークマターなどが重力によって拘束された巨大な天体である。
超銀河団 → 銀河群や銀河団が集まって、1億光年以上の広がりをもつものをいう。
銀河群 → 銀河の集団の中では最も規模の小さなもの
矮小銀河 → 数十億個以下の恒星からなる小さな銀河。
それでは、ここから宇宙の銀河の数に関しての報道です
"90% of Distant Galaxies in Universe Unseen" --European Space Agency Astronomers
http://www.dailygalaxy.com/my_weblog/2012/05/astronomers-predict-90-of-distant-galaxies-in-universe-unseen-.html
Daily Galaxy (米国) 2012.05.08
欧州宇宙機関(ESA)の天文学者たちが「遠く離れた銀河の90%は見えていない」と発表

欧州宇宙機関のハーシェル宇宙望遠鏡は、これまで見えなかった遠方にある銀河は「見えなかった理由」は、赤外線の放射による宇宙霧のためでり、そのため実に多くの星や銀河が見えていなかったことを発見した。
ハーシェル宇宙望遠鏡によって見られる最も暗く最も遠い場所にある銀河は、初期の宇宙における星の誕生の理解に新しい道を開くかもしれない。
欧州宇宙機関の天文学者たちは、今まで見えていなかった天体の数を、「銀河で数十億」
そして、小型の銀河(矮小銀河)では、7兆にのぼると計算した。
以下が、140億光年以内(ビッグバン以降)の宇宙で目に見えることのできる新しい天文学としての天体の数だ。
観測できる宇宙の超銀河団の数 = 1000万個
観測できる宇宙にある銀河群の数 = 250億個
観測できる宇宙にある大きな銀河の数 = 3500億個
観測できる宇宙にある矮小銀河の数 = 7兆個
観測できる宇宙にある星の数 = 30, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000 個
スイスのジュネーヴ大学天文台のマシュー・ヘイズ博士は、これまで天文学者は、宇宙にある天体の数を過小評価していた可能性を指摘している。ジュネーヴ大学の天文台は、世界で最も最先端の光学機器を備えている。
今回、ヨーロッパ南天天文台がチリ・パラナル天文台に建設した「超大型望遠鏡VLT」を使って、深宇宙の領域を観測・研究した。
その結果、非常に遠い古い銀河の場合は、宇宙のチリとガスによりその光は遮断されて、地球にまで届いていないかもしれないことがわかった。
ヘイズ博士は、「これまでも、私たち天文学者たちは、多くの銀河を見逃している可能性を知っていました。その数は膨大です」と言う。
そして、今回、ヘイズ博士のチームが初めて宇宙の現実を測定したのだ。
ヘイズ博士のチームは、ライマン・アルファ線(ライマンα線)という、水素ガス分布の測定に大きな役割を果たす波長を、ホーク1(HAWK-1)と呼ばれる特別なカメラを使って観測した。
ヘイズ博士はこう言う。
「10の銀河が観測されたのなら、そこに 100の銀河がある可能性があります」
2011年05月15日
ハーシェル宇宙望遠鏡が撮影した巨大な光の美しい流れ
http://oka-jp.seesaa.net/article/201284049.html

[太陽への訪問者]に関係する記事
「ボイス・オブ・ロシア」の記事 太陽の訪問者
NASA 太陽の隣をよそ者の宇宙船が飛んでいることを隠蔽
http://japanese.ruvr.ru/2012_05_14/NASA-taiyou-uchuusen/
下がその写真だそう。
記事の冒頭を抜粋しておきます。
ロシア紙「コムソモーリスカヤ・プラヴダ」が伝えた。
NASAはこのセンセーショナルな画像について、何もコメントしていない。「コムソモーリスカヤ・プラヴダ」紙の記者が話を伺った専門家によれば、これは恐らくデジタルカメラの一時的な不調によるものだという。
しかし5月3日にも、太陽を横切る宇宙船がNASAのSDOによって発見されており、これはそれを他の方向から映したものだとも考えられる。
とのことです。
2010年10月22日
太陽の周囲に飛ぶ地球サイズの飛行物体が今再び米国で話題に
http://oka-jp.seesaa.net/article/166746732.html
2011年02月01日
太陽への訪問者は 2011 年も健在
http://oka-jp.seesaa.net/article/183617203.html
ISSO 太陽には隠された何かが在る
http://ameblo.jp/stageup-gate/entry-11193513372.html