これまではあまりルールらしくなかった。どちらかといえばTNMの説明に近いものだった。
しかし、その4は大事なルールだ。
迷ったら、小さい方、証拠が充分でない場合は小さい方
即ち
『これT1かなT2かな?って迷ったらT1にしろ』
たとえばリンパ節を見て、『これ転移かな、転移じゃないかな?と迷ったら転移じゃないと判断しろ』
『浸潤の有無がはっきりしない場合は浸潤なしと判断しろ』
もしかしたらTNMの診断が病理診断と食い違うことすらあるかもしれない。
リンパ節を見て、『これ転移かな、転移じゃないかな?と迷った』ら、転移かどうかを見るために免疫染色をするかもしれない。免疫染色で転移が確認されてもpN0/pN0(i+)だ。stageに関係なし。
それとはちょっと別の話だが
古い子宮頸癌取り扱い規約の微少浸潤の基準で微少浸潤癌を診断している人がいるかもしれない。細胞診で微少浸潤癌を診断している人がまだ日本に残存していることも知っている。病理診断は各人の裁量だからそういう理由で浸潤癌と診断してもいい。(本当は良くないけど)
しかし、TNMではcontroversyな突出した診断は避け、Tis, stage0としなければならない。
ならないんだけど、TNM systemは個人の診断の正否に介入しないのがルールだから、どうこうはできない。そもそもそういう人はこんなgeneral ruleその4なんて聞いたこともないだろう。