ある分野において今年一番の目標にしていたことがようやく叶うかもしれない。
その目標は達成したとしても嬉しくないものかもしれない。
お互いの正義を主張し、
時には命を削り合い、
自分の正しさを証明する戦い、
相手の貶め合い。
勝者と敗者は出たとしても、
ウィンルーズではなく、
もちろんウィンウィンでもなく、
ルーズルーズの関係。
誰も得をしない戦い。
それでも戦わないといけない。
それは、
この戦いで命を落とした、
尊敬する先輩がいたから。
私が先輩をこの戦場に送り出し、
その先輩なら大丈夫と高を括っていた戦いだった。しかし、相手は何も背負うことがなく、戦いの最中に疲れたらいくらでも自由に休める環境にあり、その先輩は戦いの最中に、幾度となく、タスクが集まってきて、四方八方から詰められて、尚且つ、その戦いに終わりが見えない。永遠に続くとも思われる、出口のないトンネルに入ったような、精神的な苦難。
こんな辛かったなんて、
この戦場に置かれたものしかわからない。
顔面神経痛、
身体の神経痛、
意識が朦朧とする、
テレビゲームをしていてバグった時に、
画面が変な色になることがありますが、
目の前が真っ赤になったりしました。
喉も枯れて、声も出しづらくなり、
人との会話も減りました。
もちろん笑顔なんかは全くなくなりました。
この戦いを数年間、続けさせてしまい、またその苦労も理解できず、その先輩を失ったことは、私の至らなさが招いたものであり、大変申し訳なく思います。
守らなければならないものがある。
それはお互いにとってそうである。
それでも、残るもの、去るもの。
どちらがどちらを選択するのかを決めなければならない。
精神、命をすり減らす戦い。
それが起こらないように、
今後はもっと気をつけて、注視したい。
正義のために。
みんなの為に。