人間って人間に癒されるんだね | 乳がんセキララ日記

乳がんセキララ日記

2022年乳がんになりました。治療のこと、家族のこと、1人の女性として思うことを綴ります。

乳がんの確定診断されたあと、

メンタルはどん底ネガティブ


仕事のあとに受診した

X総合病院の乳腺外科で

夕方最後の患者だったからか

外来ベテランナースさんが書類の案内のあと

待合室のソファの隣に座って

涙ぐむわたしの気持ちを

ただただ聞いてくれました悲しい


子どもにどのタイミングで

どうやって伝えたらいいのか。

子どもの前では明るく振る舞ってるけど

メンタルどん底すぎて

立ち直れる気がしない。

など。


誰かに聞いて欲しかったんだと思います。

すでに夏休みに入り、家には子どもがいて

夫とはふたりだけで話せる時間が

なかなかとれなくてショボーン


ナースさんは

「不思議だけど人間って

ちゃんと回復できるようになってるから

ずっと今のままじゃないよ。

お子さんには組織診の結果が出て

治療方針が決まってからで

いいんじゃない?」

と言ってくれて、

その言葉はなぜかスッと入ってきました。


このあともメンタルどん底は続きますが

このナースさんと話せたことは

この時点の私の気持ちを

すごく救ってくれました。


ナースさんは外来専門なので

入院の病棟にはくることはないそうで

すごく残念…悲しい


そして、確定診断された次の日に

会社の上司に打ち明けました。


少しお話があるので、

お時間取ってもらえませんか?

とメールでお願いすると

妊娠報告と思った模様ガーン


確かに40代前半なので

そう思われることも想定していましたにっこり

大変光栄なことです!


むしろ真逆?の報告で驚かせてしまい

上司は私の気持ちに寄り添って

一緒に泣いてくれました悲しい


その日のうちに上司は

乳がんをオープンにしている

別部署の先輩を紹介してくれました。

仕事が早い!


いまから思えば、

その先輩は初期の初期のステージだったので

結果的にわたしとは全く違ったのですが

ショックな気持ちを共感してくれて

病院選びについて相談させてもらい

すごくホッとしました。 

同病の人と早く繋がれたことが

心強かったです。

紹介してくれた上司にも感謝です飛び出すハート


誰かに聞いてもらうことで

自分自身、現実を少しずつ受け止めて

ほんとに少しずつだけど前を向けるんですね。

きっとブログで繋がることも同じなんだと

思います


人間って人間に癒されるんだ、

って実感した出来事でしたニコニコ