九州では梅雨入り
全国でも続々と梅雨入り宣言が出ていますが
いかがお過ごしでしょうか?
邪道モニター、鹿児島の新です。
さて、久しぶりに帰ってまいりました。
忘れた頃なのでもう一度主旨を説明しておきましょう。
Using!~邪道ルアーの使い方~
と勝手に題し
自身の引き出しから実例を交えて攻略法をいくつかご紹介していく
シリーズを勝手にやっています!笑
さて、これからの時期
水量が増え、あまり巻きたくない展開。
でも濁りが出ていて、魚には気づいてほしい。
フローティングミノーだと水を受け過ぎるし
シンペンだと存在感が無い・・・。
今回のCase:3は
そんな時に活躍する事の多いニーサンです!
ニーサンはカテゴリーに分けると
リップレスシンキングミノーだと思うのですが
個人的にはスローフローティングミノーとシンペンの間
という絶妙な存在だと思っています。
先ほど述べた、Fミノーだと動き過ぎ
シンペンでは存在感が無い。
丁度その間にハマっているのです。
流れの強い河川。
本筋と細い筋が合流しヨレている。
ポイントはピンに絞れているが
ミノーのダウンでは暴れ過ぎ
ミノーのアップクロスでは早く流され
ミノーのU字でも出なかった
しかし、シンペンを投げるには・・・という状況。
ここに入れるべきはニーサン。
ダウンクロスに投じ、一度強めにラインを張る。
後は流れの圧を少し感じる程度にテンションを掛け
頭は上流を向けたまま斜め後方に流されピンへ。
イメージはこんな感じ
ピンに入った瞬間に強い半巻きでゴン!!
(2015年5月)
という算段。僕はダウンドリフトと読んでます。
あ、この問題見たことある!
と思った方はありがとうございます(笑)
以前スーサンの使い方で紹介したアレに近いです。
ただ、スーサンは流される成分の方が強めで
どちらかと言うと岩裏のような狭いピンのスレた個体を1投で仕留める!
というスタンス。
今回のニーサンは
最初に強くラインを張り
やや水を当てながらも斜め後方に流す所が異なります。
ある程度まで絞ったピンに対してしっかり見せて気づかせて食わせる!
といったスタンスです。
強い流れである事を前提としているので
流れで暴れずに、かつ気づかせる事を目的としている部分もあります。
さらに半巻きの早巻きに込められているのは
ジャークや長めの早巻きするとよじれる為
一瞬のバランス崩壊でバイトまで持って行こう!という。
実際、前述の流し込みでは全く反応のなかった所を
この半巻きでバイトに持ち込んだ魚でした。
このダウンドリフトは流れの強い明暗でも活躍するメソッドです。
(2014年5月)
この真逆である
流れの非常に弱い状態でのニーサン流し込み。
なんてのも有りますが、また別の機会にご紹介したいと思います。
それでは・・・
新 拓也(鹿児島県)
P. S.
個人ブログはfimoからアメブロにお引越ししました。
そちらもぜひよろしくお願いします。
http://ameblo.jp/takenover/