東京海上日動石神井スポーツセンター | Stadiums and Arenas

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スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。

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東京海上日動石神井スポーツセンター
開場2018年(前身の東京海上日動石神井体育館は1960年代開場)
収容可能人数不明
アクセス石神井中学校バス停(西武バス荻15、吉60系統)より徒歩約5分
石神井公園駅(西武池袋線)より徒歩約15分


(写真は全て、2019年1月19日の、B3リーグ東京海上日動ビッグブルー埼玉ブロンコスの試合から)



上:外観
下:内装

その名の通り、東京海上日動保険社が所有している体育館。同社バスケ部(愛称ビッグブルー)がホームゲームを行うときに使用される。

前身は、1960年代に東京海上保険社の社員福利厚生のために建てられた東京海上石神井体育館で、東京海上火災保険社と日動火災海上保険社が合併した2014年に東京海上日動石神井体育館と改称された。だが、建設後半世紀近くたって老朽化が目立ったことから建て替えられ、2018年に東京海上日動スポーツセンターとして新しいスタートを切った。

東京海上日動ビッグブルーは1932年に創設された東京海上保険篭球部の系譜を継承するため、日本でも最も長い歴史を持つバスケチームの1つである。1967年にバスケットボール日本リーグが発足した時のメンバーであり、1年で日本実業団リーグに降格するものの、その後も当時の実業団の形のままで活動を続けている。2016年に2つあったバスケのプロリーグが統合され、Bリーグが発足すると3部リーグに参戦した(純然たるプロリーグであるB1、B2リーグと違い、B3リーグはプロと実業団チームの混合である)。だが、ここでの成績があまり芳しくなかったことから、2018-19シーズンを最後にB3リーグを脱会し、関東社会人リーグを主戦場とすることになった。




二階スタンドからの眺め。手すりが視界に入る……。

上述の通り、会社の福利厚生のために作られた建物なので、お客さんからお金を取って競技スポーツを見せる場所としては、不十分なところが多い。どこにもキャパは明記されていないが、恐らく300人以上は入れないであろうう小ささであり、しかも二階のスタンドは手すりが高く、フロアを見るうえで非常に邪魔である。土足厳禁なのでスリッパや内履きを持参しなければならず、また、音響も悪くてアリーナDJの言っていることが聞き取りづらかった。

ただ、その代わりではないが、東京海上日動がB3リーグに所属していた時は、この会場での試合は比較的割安で、入場料1000円、2500円も払えば一番いい席で試合が見れた。2019年以降はB3リーグではなく社会人リーグが主戦場になるが、試合をする場所としては申し分ないので、公式戦の会場にも選ばれている。






一階フロア(立ち見)からの眺め。一番下はこの日ビッグブルーの応援として呼ばれたチアリーディングチーム「キャリーズ」の演技。

最寄駅は西武池袋線の石神井公園駅で、ここから歩くと15分かかる。富士街道沿いを歩けばほぼ一本道だし、歩けない距離ではないが、最寄駅から近いとも言い難い。バスに乗るのであれば石神井公園駅からは出ていないので、大泉学園駅(西武池袋線)、上井草駅(西武新宿線)、荻窪駅(JR中央および総武線・東京メトロ丸の内線)から向かうといいだろう。体育館周辺には、やはり富士街道沿いに食事処が多いし、最寄駅で調達するという選択肢もあるが、ビッグブルーの試合では出店が出ないので会場に着く前に必ず調達されたい。

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東京海上日動石神井スポーツセンターの紹介(東京海上日動ビッグブルー公式ホームページより)