シーズン前半終了! | Stadiums and Arenas

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スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。


2017年7月12日の試合を終え、プロ野球はオールスター休みに入ります。シーズン前半戦が終わり、球宴に出場する秋山翔吾、浅村栄斗、源田壮亮、牧田和久、菊池雄星の5選手以外の埼玉西武ライオンズの選手は、4日間のお休みとなります。

交流戦最後の阪神タイガース中日ドラゴンズとのカードを連続で負け越した埼玉西武ライオンズは、パ・リーグ公式戦再開後最初の福岡ソフトバンクホークスとのカードも1勝2敗でした。続く沖縄での千葉ロッテマリーンズとの試合でも敗れ(2試合組まれていたものの、1試合は雨で延期になった)、そして次、オリックス・バファローズとの3位・4位直接対決では、あろうことか3タテを喰らう羽目に。ライオンズが苦手としている松葉貴大とブレンデン・ディクソンの両投手を相手に攻めあぐね、5連敗も含む最悪の5カード連続負け越しという結果で交流戦後のパ・リーグ公式戦が始まってしまいました。

交流戦の終盤から、これまでチームを支えてくれた救援陣が打たれ始めて苦しみました。交流戦最終戦では同点の場面で7回に登板した牧田投手が被弾し、負け投手になるまさかの展開。6月25日のソフトバンク戦でも、1点リードの9回裏に登板した増田達至投手が逆転サヨナラ2ランを浴び、ほぼ手中にしていた勝利が敗北になってしまいました。6月28日のロッテ戦でも、11回の表に牧田投手がまたも勝ち越しを許して敗れました。オリックスとのカード以外は打線もそこそこつながっていただけに、勝ちパターンの救援投手陣が最大の敗因となり続けていた6月末の時期はとにかく勝ち星に見放されましたね。

写真は全て、2017年7月4日の北海道日本ハムファイターズ埼玉西武ライオンズの試合から



上:この日は、日本ハムの前身で後楽園球場を本拠地にしていた東映フライヤーズのメモリアル・デーでした。電光掲示板もホームチームが「フライヤーズ」となっています。選手達は、東映時代の復刻版ユニフォームを着てプレーしました。
下:試合の様子。投手は日本ハム・加藤貴之。打者は西武・浅村栄斗選手。一塁走者は秋山翔吾選手。

ですが、7月3日からの、今季相性がいい北海道日本ハムファイターズとのカードでは3タテに成功し、連敗ストップに成功して6カードぶりに勝ち越しました。7月4日の試合を観戦したのですが、初回に中村剛也選手が放った3ランホームランで先制し、次の会にもエルネスト・メヒア選手がソロホームランを挙げ、先発の野上亮磨投手を援護しました。野上投手も6回を1失点で抑えて勝ち投手となり、7回以降は牧田、ブライアン・シュリッター、増田の勝ちパターンの投手達がしっかりとゼロに抑え、終始相手に流れを渡さずに押し切りました。前日の試合も常に主導権を握っていたものの、7回に牧田投手が失点していたので、そこだけ気がかりだったのですが、この試合の牧田投手は先頭打者もちゃんと打ち取っていましたし、ランナーを出しつつも連打を許さず失点は阻止しました。今年の牧田投手は、シーズン前のWBCでもクローザーの大役を任されていただけに、そろそろ疲れが出てきているのかもしれませんね。彼はオールスターにも出場するので、4日間フルに休めないですが、できるだけ疲れをとってほしいところです。

その次の東北楽天ゴールデンイーグルス戦は1勝2敗の負け越しで、続く千葉ロッテマリーンズとのシリーズでは3連勝しました。状態の悪いロッテに3タテできたのはよかったですが、欲を言えばもう1カード勝ち越したかったですね。楽天との3試合は3試合とも勝つチャンスがある試合だったので、負け越してしまったのは惜しかった。交流戦後にパ・リーグ球団と1シリーズずつ行った結果は、8勝11敗と負け越したので、厳しい1ヶ月となりました。

とは言え、まずは前半戦を終わった時点でプレーオフ進出に向けて(油断はできないものの)順調に来ています。4位のオリックスとはまだ6ゲーム差がありますし、まだ優勝を諦めるゲーム差でもありません。後半戦は、かなりタイトなスケジュールで試合が進んでいきますが、まずは過酷な夏場を何とか乗り切ってほしいものです。

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