さいたま市営大宮球場 | Stadiums and Arenas

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スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。

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さいたま市営大宮球場
開場1967年
集客可能人数10000人
公称の変遷大宮市営球場(1967-2001年)
さいたま市営大宮球場(2001年-現在)
両翼・中堅両翼91メートル、中堅122メートル
フェンス高さ不明
フィールド内野:クレー舗装/外野:天然芝
アクセス大宮公園駅(東武アーバンパークライン[野田線])から徒歩約10分
大宮駅(JR宇都宮線・高崎線・埼京線・京浜東北線・東武アーバンパークライン
[野田線])から徒歩約20分
芝川バス停(国際興業バス大15-2系統)、大和田公園バス停(同大15-3)




        



近くにある埼玉県営大宮公園野球場とよく混同されるが、さいたま市営大宮球場は別の球場である。市営球場が大和田公園(またの名前を大宮第二公園)という別の公園の敷地内にあることが、紛らわしさに拍車をかける。夏の高校野球の埼玉県大会決勝が行われたり、埼玉西武ライオンズが年に何回か試合を主催するのは、県営大宮公園野球場の方。お出かけの際は必ずどっちなのかを確認し、徒歩の経路も確認しておいたほうがいいだろう。

開場は1967年で、当時は大宮市の市営球場だった。浦和・与野・大宮の3市合併でさいたま市ができてからは管理運営が同市に移行され、現在の所在地住所はさいたま市大宮区となる。市営球場は平成初期ぐらいまではプロ野球の2軍戦も主催していたが、両翼91メートルと外野が狭いため、21世紀に入ってからはあまり使われなくなった。現在では基本的な用途は女子プロ野球の埼玉アストライアのホームゲーム、そして高校野球の埼玉県大会中盤戦までに限られる。

外野が芝生席とは言え、10000人収容可能なので、地方球場にしてはキャパが大きい。地方球場によくあることだが、ピッチャーが投球練習できるようにファウルグラウンドが広く取られているので、一三塁側の席に座るとグラウンドが少し遠くなるので、観戦環境にこだわるのであればバックネット裏に座りたいところだろう。バックネット裏には屋根が設置されているので、雨風や真夏の直射日光を避ける上でもかなりありがたい。とはいえ、プロ野球球団の本拠地球場と比べればはるかにコンパクトな造りなので、それらと比べればどこに座っても格段に見易いが。

最寄り駅は東武野田線(アーバンライン)の大宮公園駅で、ここから徒歩10分ほどだが、住宅地に入り込んでいるのでちょっと迷いやすい。慣れない内は、駅から左にまっすぐ進んで産業道路という大通りにぶつかったら右折、大和田公園入口という交差点で左折するのがいいだろう。あるいは、大宮駅から歩くかである。大宮公園駅から歩くより時間はかかるが、大通りを辿りながらこれるので迷いにくい。大宮公園や氷川神社などが近くにあるので、試合前や後にフラッと散歩するという楽しみかたもできる。球場の近くに国道もあり、食糧調達も比較的容易で、ふらっと観戦に行くには悪くないベニューである。

なお、イベントの際には球場に隣接する駐車場が使用できず、隣接する大宮第二公園の駐車場を利用することになる。ただ、全部合わせて300台ほどしか駐車できないので、それほど駐車スペースが多くはないことはご留意されたい。

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大和田公園公式ホームページ(市営大宮球場は大和田公園内の施設)