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[Vol.26] 五十嵐圭 -“悔しさ”から生まれた新たな目標。ファン・スタッフへ勝利の恩返しを

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ファンの皆さんがシーズンを通し、“ナイスプレー!”と投票していただいた総数は“2139票”。シーズン10度のMNP(Most Nice Player)を獲得。JBL2011-2012シーズン、ドルフィンズ応援アプリ『スタプロ』で最も票数を集めた、五十嵐圭選手。その彼がシーズンを終えた直後のインタビューで、ファンや関係者に向け何度も“感謝と謝罪”の言葉を口にした。その真意とは、そしてその先への“想い”とは。ドルフィンズ司令塔が語る“本音”に迫った。

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-JBL2011-2012シーズン42試合、全試合出場を果たした五十嵐選手ですが、今シーズンの率直な感想をお願いします

「結果として7位、昨シーズンと同じ順位になってしまったということで、悔しい気持ちもありますけど、今の自分たちの力がそこまでしかなかったということを痛感しています。個人的には42試合全試合に出場するというのは4、5年ぶりのことですし、全試合スタメンでプレータイムも多かった。数字的なものでは、このリーグに入ってから一番いいものではありました。でも、僕が目標としている『自分の数字を残しながら、チームを勝たせていく』という点では、結果を残せなかった。それは自分の力が足りなかったのかなと思っています」

-シーズン前にも「チームを勝たせたい」という想いを語っていただきました。そういった中で今シーズン、チームが成長した点というとどのようなところだと思いますか?

「チームとしては、昨シーズンから『HCの考えるバスケットをコートの中で出す』ということを実践しようとしています。昨シーズンに比べると多少はそれができるようになってきたかなとは感じますが、僕自身はまだまだ若い選手たちに頑張ってほしい。理解度としては上がっているけど、それが結果につながっていないということは、一人ひとりの考え方を変えていかないといけないんじゃないかと思うんです。でないとチームとして強くなっていかない。チーム力が上がっていなかいんじゃないでしょうか」

-クロスゲームが多かったと思いますが、その接戦でのゲームで勝つチームと勝てないチームとの“差”とはどのようなところにあるとお考えでしょうか?

「やはり勝負どころの決定力ですね。そしてミスを少なくして、得点力の高いプレイヤーにボールを集めることだと思います。それがどうしてもうちチームだったら、ロン(ロン・ヘール選手)や僕になってしまい、アウトサイドの選手が起点になってしまうんです。勝負どころでインサイドに集めようとしても、他のチームほど上手くいかない。ということは、アウトサイドのシュートが多くなってしまい、確率的に相手より劣ってしまう。それが勝負どころで勝てない原因だと思います。接戦で勝てないというのは、まだまだ力が足りないということ。そして僕自身も、ポイントガードの役割を果たしながら得点も取らないといけないという難しい位置でのプレーになってしまいました。でもその点については、僕自身いい経験にはなりましたし、『2つの役割を果たしながら、勝利に導く』という新たな目標ができたとも言えますね」


-バスケットのために“一心”に戦うということ-
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-今シーズン、五十嵐選手の中で“特に印象に残った試合”というのはありますか?

「どの会場にもいろんな思い出があるんですが、今シーズンはやはり3月11日の宮城県での試合ですね。震災からちょうど1年後にそこで試合をするという巡り合わせ。僕自身にとってもバスケットと向き合わせていただいた貴重な1日でしたし、何より宮城県内からたくさんの人たちが足を運んでくれました。復興に向けて頑張っている人たちに僕たちが応援してもらえるということも嬉しかったです。そして、そういった方たちを元気付ける、勇気付けるためにスポーツ選手としてできることは、『コートの中で一生懸命戦っている姿を見せること』だとそのとき改めて感じましたね」

-試合中はいろんな声援が聞こえてくると思うのですが、その中で印象に残っている声援はありますか?

「そうですね。毎シーズンそうなんですけど、ホームでの試合、特に今シーズンの愛知県体育館での試合はたくさんの方々の声援があって、特定のものというより、そういった環境の中で自分たちがプレーできるということに凄く幸せを感じましたね。ただその中で結果が付いてこなかったっていうのが、繰り返しになるんですが凄く申し訳ない気持ちでいっぱいです」

-少し話しは変わるのですが、今シーズンのオフはどのように過ごされる予定ですか?

「年齢も30を超えて、シーズンオフの過ごし方というのが凄く大切だなと思うようになったんです。故障個所の治療の時間ももちろん必要ですけど、なるべく体を動かすようにしていきたいというのが今回のオフの目標。若い頃は休みを多く取っても、シーズンに入ればすぐに体が動いていましたけど、やっぱり30歳を超えてくるとなかなか難しいんですよ。去年と一昨年と、身体を戻すまでに時間がかかってしまったという経験をしているので、今年はある程度自分の中でそういったプランを練って過ごすつもりです。もちろんリフレッシュも兼ねて、どこかへ出かけたりはしますけど、極力汗をかくようにはしたいですね」

-オフの間にバスケットを観戦されることもあるんですか?

「バスケットに限らず、他のスポーツもどんどん観に行こうと思っています。bjリーグには知っている選手もいますし、会場の雰囲気や試合の内容など、いろんなところに興味があるので、自分の目で、生で観ることによっていろんなことを感じて来たいと思っています」

-では、少し先に目を向けて。五十嵐選手の5年後10年後の“夢”について教えてください

「もちろん選手としてプレーできていたら、それが一番ありがたいことです。そのためには自分ももっと努力しないといけないですし、結果も求められると思います。でもそれと同時に、バスケットというスポーツ自体がもっと日本の中でメジャーになっていく、認めてもらえるような環境になっていくことが理想であり、僕自身の夢でもありますね」

-そういった「バスケットをメジャーにしたい」という想いやその活動は、選手としては制限もあり、なかなか難しいものになっていると思います。「もっとこうしたらいいのに!」という歯がゆい想いはありませんか?

「そうですね。どうしても選手でいるときっていうのはやれることが制限されてしまいますので、自分たちがやれることは『コートの中で良いプレーをすること』に限られてくるわけです。それ以外のところで関係者の方々がいろいろ一生懸命やってくださっているのは本当に感謝しています。できれば一企業だけじゃなくて、バスケットボール界全体が同じ方向を向いて進んで行ってほしいですね。一選手の声だけではなかなか達成できないことだとは思いますが、5年後10年後、みんなが同じ方向を向いている。そうなれば自然とバスケットボールっていうものも世間の人たちから認知してもらえるスポーツになるんじゃないかと思っています」


-ファン、そしてスタプロについて
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-五十嵐選手はスタプロアプリの投票で、総得票数が2139票のトップ!MNPにも10回輝いています。そのMNPでは、投票していただいたファンの方々のために、試合の勝ち負けに関わらず、毎回広報担当者(後藤さん)がインタビューを行い、チームの公式HPにアップしています。是非、そのインタビューの感想を一言

「後藤さんは本当にいいインタビュアーでしたよ(笑)。でもやっぱり試合に負けたときっていうのは、選んでいただくことは嬉しいですけど、それが結果につながっていないということで、『歯がゆい』思いはありましたね。投票してくれた人たちに対して、『申し訳ない』っていう気持ちが強かったです。ですから来シーズンは、勝ってMNPのインタビューをたくさん受けられるようにします!」

-期待しています!では、StaProWebの記事を読まれてどんな感想をお持ちですか?

「通常の取材では、クローズアップされるのは選手ということが多い中で、うちの事務局スタッフやアシスタントコーチなどのインタビューもしていただいて、そういった人たちの言葉っていうのが特に印象に残っていますね。自分たちもなかなか直接聞くことがないので、こういった記事を読んで、『こういうふうに思ってくれているんだ!』って意外なところもあったり。そういった“隠れた想い”を知ることができたっていうのは嬉しいことですよね」

-やはりスタッフの皆さんの力というのも大きいのですか?

「そうですね。自分たちがプレーをするために、たくさんの関係者の方々が良い環境を作ってくださっている。これは本当にありがたいことです。その恩返しとしては“勝利”という形、結果が一番いいんだろうと思っているんですけど、今シーズンはなかなかその恩返しができなかった。ですから余計に皆さんのおかげでプレーできているということを感じたシーズンでしたね」

-最後にこの記事を読んでくださっているファンの皆さんへメッセージをお願いします

「今シーズンもたくさんの方々に支えられて、本当に嬉しかったです。でもその応援してくださっている皆さんの期待に応えられなかったというのは不甲斐ないことですし、とても申し訳ない気持ちです。自分たちは皆さんの声援のおかげで42試合無事戦い抜くことができ、凄く感謝しています。今後このチームや選手たちにも様々な変化があると思いますが、変わらず応援していただけるようお願いします。そして自分たちもその期待に応えるよう精いっぱい頑張っていきたいと思います!」

チームの司令塔は、何度も「申し訳ない」「不甲斐ない」と口にした。「チームを勝利に導く」という自分の使命に責任を持つのはもちろんのこと、ファンからの声援を、スタッフからの心遣いを無駄にしたくない!という彼の強い想いの表れだ。来シーズン、彼がリードするこのチームがどんな進化を遂げているのか、どんなワクワクを届けてくれるのか…。それを体感できるのはアリーナだけ!来シーズンも、そして来シーズンこそは是非アリーナへ!!そこには選手のスタッフのファンの、“みんなの想い”が詰まっている!!!

[インフォメーション]
取材場所:三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ専用体育館
チーム名:三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
対象選手:五十嵐圭(いがらしけい)
ブログ:五十嵐圭オフィシャルブログ
文/写真:宮本雅

[取材こぼれ話]
ご本人のブログを見ても、とてもアクティブな印象の強い五十嵐選手ですが、
「普段は家で休むことも多いんですよ(笑)」とのこと。
次回は家でのリラックス方法も是非教えていただきたいですね!
お気に入りの記事には“Tweet”&“いいね!”をよろしく!(編集長 森)

[Vol.25] ロン・ヘール -全てのファン・スタッフに感謝!そして来シーズンも4,000人の

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JBL2011-2012シーズンも終了し、いつもとは真逆の静けさに包まれたドルフィンズ練習専用体育館。その背中でチームをリードし続けたロン・ヘール選手にインタビューを行った。今シーズン、ドルフィンズの応援アプリ『スタプロ』を使ったファンからのナイスプレー投票の総数は“1222票”、年間6度のMNP(Most Nice Player)にも選ばれた彼。人気・実力ともに申し分ないスタープレーヤーの、シーズンを終えた想いをお届けする。

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-まずは、シーズン終盤にケガをされましたが、状態はいかがですか?ファンの方も心配されていると思います

「もう大丈夫だよ。1ヶ月休んでいたし、コンディショニングの面では2日しか練習していなかったから、あまり良くなかったけど、ケガはもう大丈夫!」

-では、今シーズンを振り返るとどんなシーズンだったのでしょうか?

「記録から見れば、選手から見ても、チームから見ても、会社から見ても全くいい記録ではないから満足していない。けれど全体的に見て、他のチームに比べると毎試合しっかりとコンプリート、あるいはそれに近いゲームをできたっていうのは評価できると思う。最初から『今日はダメだ』っていうような試合は2試合くらいしかなかったんじゃないかな。あとは全部クロスゲームで最後まで持ち込めた。それは評価できるんじゃないかな」

-ロン選手の経験上、クロスゲームで勝てるチームとはどんなチームだと思いますか?

「そうだねぇ。最後にプレーが徹底できるとか、ショットが入るだとか、そういう本当に何をやらなければいけないかっていうのを知っているチームの方が強いよね。でも、徹底できているところは選手のレベルが高いところだから、どうしても選手のレベルの違いっていうのもあると思うよ」

-では、そのシーズンを通して、ロン選手が一番印象に残っているのはどの試合ですか?

「最後のホームで勝ったレバンガ戦かな。僕の家族も観に来てくれていたし、“約4,000人”っていう多くのファンの皆が来てくれていた。しかもプレーオフには行けないっていうことをわかっていながら来てくれたっていうのは本当に嬉しいよね。観てくれるファンが多い少ないっていうことは、選手にとってとても影響のあることなんだ。だから、集まってくれたファンだけでなく、頑張って集客してくれているスタッフには感謝の気持ちでいっぱいだよ」

-今シーズンもいろいろな場所に遠征に行かれましたが、移動が凄く長いですよね?特に外国人選手は体のサイズ的に座席のサイズに苦労したりはしませんか?

「う~ん…(笑)。飛行機になるとちょっと辛いけど、新幹線なんかはそんなに辛くないよ。逆に短い移動で、東京都内を電車で移動なんてことになると、座ることができないから、そっちの方が辛いよね(笑)。それと乗り物とかよりも、遠征だと朝早くから練習してそのまま移動になるから、とても長い一日になって、その疲労が溜まってしまうのが困るくらいだね」

-朝早くというと、朝起きるのは得意な方ですか?

(ロン選手、通訳(アンディさん)と顔を見合わせて思わず吹き出す)
(通訳)「『はい』とは言っていますけど、ちょっと怪しいかなあ(笑)」


-選手育成、アリーナの演出。バスケットをもっとみんなに!-
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-ロン選手がシーズンオフに一番重要視していることはなんでしょうか?

「長いシーズンに向けてカラダ作りが一番大切。シーズン中に、激しいぶつかり合いだとかも経験するし、そのリフレッシュも兼ねてのカラダ作りだね。もちろん自分で上達したいプレーの練習もするけどね」

-シーズンオフはアメリカに戻られるわけですが、ご家族から「これをしてほしい!」とリクエストされていることはありますか?

「特に決まっているわけじゃないけど、普段一緒にいられない分、子供たちはずっと僕から離れずにいるね。だけど家族の生活に入らないといけないから、いつもその調整にちょっと時間がかかるんだ。子供のスケジュールや家族のリズムに合わせることが必要だし、一人ひとりが『父親を独り占めしたい!』っていうときもあるしね」

-ロン選手の将来の夢、やりたいことはありますか?

「いずれは引退して『何もしたくない!』っていう前に(笑)、子供の成長を見届けるのが一番じゃないかな。それとやっぱりこれだけ長い間バスケットに関わってきたから、今更違うことをしたいとは思わないし、バスケットが好きだから何かの形でバスケットに関わっていきたいって思っている。近い将来でいうと、コーチっていうよりは、選手を育てる側にいってみたい。今はそっちの方に興味があるね」

-日本のバスケットはアメリカNBAに比べると、やはり盛り上がりにかけます。もっと盛り上げるためにどんなことが必要だと思いますか?

「いろいろあるだろうけど、マーケティングの面もそうだし、例えばNBAのダンクとか派手なプレーが日本ではあまり観られないっていうのも原因の一つじゃないかな。NBAだと“ショー”っていう部分が大きいけど、日本ではまだそういう点があまり見えない。試合の後、ファンの話を聞いていても『ダンクが凄かった!』という声をよく聞くし、結局そこが目立っているからね」

-ロン選手もカズ選手(中川和之選手)からのパスで、豪快なアリウープを決めたシーンがありましたね!あの瞬間のアリーナは凄い盛り上がりでした!!

「そうだね!ファンはもっとそういうシーンを見たがっているんじゃないな」


-ファン、そしてスタプロについて
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-今シーズンドルフィンズ関連の記事を40本ほど書かせていただきました。もしロン選手がインタビューする側だったら、どの競技のどんな選手にインタビューしたいですか?

「圭(五十嵐圭選手)だね!『それだけモテるとどんな感じですか?』って聞きたい。って冗談だよ、冗談(大笑)!それも気になるけど、今一番話を聞いてみたいのは、ゴルフのタイガー・ウッズ選手だね。この前3年ぶりに勝利したでしょ?一度上までいって、落ちて、また上に這い上がるっていう強さの秘訣、成功の秘訣を知っているんじゃないかと思うんだ。それを聞いてみたいね」

-ロン選手は今シーズン、合計6回もスタプロのMNPに選ばれました。その度に広報担当者(後藤さん)がインタビューをして公式HPに掲載していましたけど、担当者の方のインタビューはいかがでしたか?

「彼女は凄く真面目だし、もちろんいいインタビュアーだったよ!」
(通訳)「彼女は凄く一生懸命だったのに、ロンの方が『今シューティングで忙しいから。後で後で!』って、いつも待たしていたんですよね(笑)」
「練習後にいつも同じことをルーティーンでやっているんだけど、そのリズムが崩れるのが嫌なんだよ。だからそう言っただけだよ(苦笑)。インタビュー自体は大歓迎!来シーズンもファンのみんなから投票をしてもらってMNPを取って、どんどん取材を受けるよ!!」

-では、最後にファンの方へメッセージをお願いします

「いつも同じことになってしまうんだけど、本当に感謝しています。助けてもらっているし、ファンのサポートが僕らの力になっている。僕たち選手もどんどん戦っていくので、ファンの人も付いて来てください!もっと勝ち星を増やしていきますから、ファンの方もまだアリーナに来たことのない周りの人に声をかけて、もっとファンを増やしていきましょう。毎回4,000人くらいのファンが集まって来てくれることを願って、僕らも頑張ります!」

計3回目となるロン選手へのインタビュー。毎回感じるのは、その“落ち着き”と、内に秘めたバスケットへの“情熱”。きっと一度でも彼のプレーをアリーナで観戦された方は、その“熱”を感じ取っているのではないだろうか。アリーナ未体験の方々、彼をはじめとする選手たちのこの“熱”はアリーナでしか味わえない。そこに居合わせたものだけの特権だ。次は是非あなた目で耳で肌で直に感じてほしい。来シーズンの開幕予定は10月。アリーナがみんなを待っている!

[インフォメーション]
取材場所:三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ専用体育館
チーム名:三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
対象選手:ロン・ヘール
文/写真:宮本雅

[取材こぼれ話]
いつもクールなロン選手ですが、お子様の話と、広報スタッフの話になると笑顔に。
通訳のアンディさんと一緒に冗談も交えながら、シーズン終了後のリラックス感が
表れたインタビューになりました。
来シーズンも、彼の熱くクレバーなプレーの数々を!
そして、試合終了後のハイタッチでの笑顔を!是非、アリーナで応援しよう!!
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[Vol.24] 安部潤 -ファンに支えてもらった6ヶ月。次は僕たちが支えたい!-

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JBL2011-2012シーズン、ドルフィンズ応援アプリ『スタプロ』を使ったファンの皆さんからのナイスプレー投票の総数が“1289票”、そしてチーム内での得票数が2位となった安部潤選手。シーズン開幕前、「五十嵐圭選手のポジションを狙う!」と宣言した彼は、熱く果敢なプレーをコートで見せ続け、自分自身の価値と存在感を証明した。そしてシーズン終了直後に聞いた、この約6ヶ月間を振り返った彼の言葉、彼の表情、今だから口に出せるあの時の気持ち…。共に戦ってきたファンの皆さんには、是非とも一読いただきたい貴重なインタビュー。彼の心の中にある“想い”を伝えたい。
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-シーズンが終了して間もないですが、今シーズンを振り返っての率直な感想をお願いします

「そうですねぇ。チームとしては、前半は調子が良くて勝ち星も先行していたんですけど、接戦で勝ちきれない試合が多かったですよね。シーズン通して言えば、勝負どころの差が出たかなと。僕が一年目の頃は、接戦すらできなかったので、今シーズンはある程度勝負ができているんですけどね」

-その勝てなかった“差”っていうのはどんなところだと思いますか?

「“徹底”ということじゃないかと思います。勝てるチームというのは、例えば『勝負どころはこの選手で攻める』とか、ディフェンスの形であったりとか、ポイントとなることを“徹底”してやっている。そこじゃないかと思いますね」

-個人的には、どんなシーズンでしたか?

「昨シーズンよりは試合に出してもらえるようになって、プレータイムは伸びてきたんですけど、まだまだでしたね。得点を取ることも意識してやっていたんですけど、自分やファンの皆さんに納得してもらえる結果は出せませんでしたから」

-なるほど。今シーズン初めにお話を伺ったとき、「理想とするプレーヤー像はまだ固まっていません」とおっしゃっていましたが、何か見えてくるものはありましたか?

「そうですねえ。やっぱり具体的なものはきまっていないんですけど、最終的に試合に勝てるような『チームを勝利に導けるような選手』になりたいですね」

-今シーズン全42試合に出場されている安部選手ですが、その中で印象に残っている試合はどんな試合ですか?

「ホームゲームはどのゲームも印象に残っていますよ。たくさんのファンの方が足を運んでくれますからね。本当に凄い迫力!もし僕がアウェイのチームなら圧倒されちゃうと思います(苦笑)。そのホームゲームの中でも、2月5日の日立戦(パークアリーナ小牧)は一番記憶に残っていますね。残り23秒で僕が3Pを決めて、試合に勝つことができたんですけど、そのときに『アベジコール』みたいなものが会場中に広がって、もう体が武者震いって言うんですかね?何とも言えない感覚に包まれました。あんな体験はなかなかできないことだと思います。本当に嬉しかったですし、『また頑張ろう!』って思いましたね」


-常にバスケットと共にある人生を-
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-シーズンオフに入りますが、「これだけはしたい!」という予定は決まっていますか?

「いえ。僕は完全にフィーリングで行動するタイプなんで、一週間後に何をするとか、そういうのは何も考えていないです。ただ、絶対したいことはありますよ。『寝たい!』ですねッ(笑)。とりあえず、とにかくゆっくりと」

-開幕までの大まかなスケジュールはどんなイメージなんですか?

「えーっとぉ、5月中旬から練習がスタートして、10月にシーズン開幕。えっ?自主練ですか?僕、結構しますよ。地元にいる間もクラブチームの練習に参加したりしていますしね。僕は体を動かして汗をかいてないと気持ち悪くなっちゃうんです。だから常に体は動かしています」

-バスケット以外のスポーツを見ることはあるんですか?

「野球が好きなんで、球場に足を運ぶこともありますよ。どこのファンかは…、言わないでおきます(笑)」

-それは大人の事情でカットしましょうか(笑)。4月14日で26歳になる安部選手ですが、これから5年後はどうなっていたいと思いますか?

「5年後…。31歳ですねぇ。結婚して家族がいるのが理想ですよね。30過ぎて結婚してなかったら、僕はちょっと寂しくて(笑)。バスケットに関して言えば、もちろん現役でバリバリプレーをしていたいですし、プレーヤーを引退してからのことっていうのはまだ考えられないんですけど、何かしらバスケットに関わることはしていたいですよね。逆にその他のものに関わっている自分は想像できないかもしれません」


-ファン、そしてスタプロについて-
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-スタプロで3回目のインタビューとなる安部選手ですが、他のStaProWebの記事を読まれた感想を教えてください

「いやぁ、ほんとどの記事も結構掘り下げて話を聞いていますよね。選手の僕らが読んでも面白いと思いますから」

-では、もし安部選手がインタビューをするとしたら、誰にお話を聞きたいと思いますか?

「そうですねぇ。それは考えたことなかったですね。う~ん…ドルフィンズの中で言うと、もっとHC(アントニオ・ラングHC)の意見を聞いてみたいので、HCにインタビューしてみたいですね。かなり掘り下げた感じで(笑)。でも、違う競技の選手の意見や話しも聞いてみたいですよね。実際なかなかそういった機会ってないですから」

-スタプロアプリの投票でMNPに選ばれた選手には、毎週チームの広報担当者(後藤さん)がインタビューをして、公式HPにその様子を掲載しています。担当者の方のインタビューはいかがでした?

「え~!いやいや、もう…。(チラッと傍にいる後藤さんを見て)もちろん受け答えしやすい、凄く良いインタビューでしたよ(大笑)」
担当者・記者「無理してません(笑)?」
「いやいや(笑)」

-安部選手は今シーズンのナイスプレー総投票数で2位になったのをご存知でしたか?

「2位!?マジッすか!?えっ!ちょっと待って、マジッすか!!!だってそんなに活躍してないですよ。え~、もうビックリしました。皆さん、本当にありがとうございます!うわぁ、めっちゃ嬉しいです!!」

-MNPの受賞回数で言うと3回で、他の選手とも並んでいるんですが、安部選手はコンスタントに毎試合票数を集め、トータルで2位。最後の4試合、5試合でグンと票数が伸びてきていました

「そうだったんですね。最後の5試合っていうと…肉体的にも精神的にも相当しんどかった期間です。まずチームに怪我人が多くて、限られたメンバーで試合を進めないといけないし、『自分も怪我しちゃダメだ』と思って練習もどっかでブレーキをかけてしまうし、それもプレッシャーというか。本当にきつかったですね。今だから言えますけど、なかなか勝てない時期も続いていたのでちょっと心が折れそうになっていました」

-そうだったんですね。きっとその想いを胸にコートで頑張っている姿がファンの皆さんに届き、票数が伸びたんじゃないでしょうか。では最後に、そのファンの皆さんにメッセージをお願いします

「シーズンを通し、いつも応援してくれて本当に心強かったです。負けた試合でも『次、頑張ってね!』って声をかけてくれて。『やってやろう!』っていう気持ちになれました。最後の日立戦で会場から出たとき、ファンの皆さんが選手コールをしてくれたんですよ。本当にウルッときて、男泣きしてしまいそうになった。なんか凄く『ファンに支えられているなぁ』って強く感じました。あれ?すみません!メッセージじゃなくて、本当に僕の想いになっちゃいましたね。でも、これが今感じているファンの皆さんへの正直な気持ちです。だから次は、来シーズンは本当に結果が出るようにして、僕らがみんなを元気付けられるようにしたい!!そう思っています」

チームの司令塔である五十嵐選手の背中を見ながら、“自分らしいプレー”でJBL2011-2012シーズンを駆け抜けた安部選手。ファンの皆さんに「今シーズン、最も成長した選手は?」というアンケートを行えば、彼の名前を挙げるファンの方も多いのではないだろうか。来シーズン在籍4年目となる彼が、今度はどんなプレーでアリーナを沸かせてくれるのか、アリーナ観戦の楽しみがまた一つ増えることだろう。StaProWebは選手、そしてファン皆さんのリアルな“想い”を伝え続ける。シーズン終了後の彼の素直な言葉には、ファンの皆さんへの“感謝”が溢れていた。

[インフォメーション]
取材場所:三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ専用体育館
チーム名:三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
対象選手:安部潤(あべじゅん)
文/写真:宮本雅

[取材こぼれ話]
取材にはだいぶ慣れてきたという安部選手。
でも、最近購入したiPhoneはまだまだ使い慣れていないとか。
「もっと使い方を覚えて、スタプロアプリも完璧にマスターします!」とのことです。
プレー同様、iPhoneの自主トレもこのオフに必要かもしれませんね(笑)
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