暑い日が毎日が続く。家の中でゆっくりしていても暑いには変わりなく、昨日はじめて午後からエアコンをつけた。15時に孫を迎えに行くのに、一部屋だけでもと思いつけたのだが、やはり、快適である。


 数年前から言われてきたことであるが、介護職の現場において離職者が多く、需要は多いのだが職員供給がままならない。
 その原因の1つが、医師・看護師に比べて圧倒的に低い賃金面の待遇にあると言われている。その結果、介護事業所の統合・休業・廃止などが多く、県内の中小規模の民間病院と比べてれば比較的給与面では良い方と思える宮崎生協病院においても介護部門で2つの施設が1つに統合、1つは休業していたが再開、1つは見通しが立たず休業し、デイケア部門はなんとか続いているようである。(私も、組合員なので経営などに関する情報が入ってくる。)
 待遇が悪ければなりてはいなくなるし、供給する側の養成機関も募集をかけても学生が集まらない、そうなれば、募集停止となり、学科自体が消滅するという悪循環に陥っており、宮崎県内にあった養成機関は全滅した?
 老齢人口が増大することは明らかなのに、今後ますます需要は増大すると見込まれるのに供給できないというのは、明らかな国の制度設計のミスではなかろうか。国は制度は作ったが、社会保障費に必要な金までは出さないという制度では破綻は目に見えている。

 ニュースでも取り上げていたが、ここにきてさらに深刻な状態になっているという記事を見つけた。

 相次ぐ高水準の賃上げが、介護職員の人手不足を加速させている。さらに物価高も追い打ちをかけ、2024年1-4月の「介護事業者(老人福祉・介護事業)」の倒産は51件(前年同期比45.7%増)と、同期間の過去最多を記録した。また、介護報酬が小幅なプラス改定にとどまった「通所・短期入所」は19件(同58.3%増)と、すでに上半期(1-6月)の最多18件を上回り、増勢ぶりが目立つ。介護報酬がマイナス改定の「訪問介護」も22件に達し、利用者に身近な介護業の倒産が目立つ。続きはこちらから。