赤旗によると、政府が提出した皇室典範改定案の採決が強行され衆院本会議で可決(10日)したことを受けての全国紙など主要紙が11日付社説で見解を表明したが、その大半は批判的な内容だったようだ。

 改定案は男系男子での天皇継承を不動の原則とし、一般国民である「旧宮家」の男子を皇族の養子に迎えるとする内容に対して、 

 

 「毎日」は「旧宮家の男子だけが皇族になれる特別な身分を持つことになり、憲法14条の門地による差別に当たるとの見解もある」とし「違憲の疑いが強まる」と指摘。  「東京」は憲法が天皇の地位を「主権の存する日本国民の総意に基く」としていることなどに触れ「国民の幅広い支持に支えられる皇室制度とするためには、成立を見送り、議論し直すべきだ」としている。

 

   政府は皇族数確保策といいながら、養子の子の男子に皇位継承権を認める規定を法案に盛り込んだことに対して、

 

 「読売」は「一部の党が『国民を愚弄(ぐろう)するやり方だ』と批判した以外、野党から養子制度の問題点への追及がなかったことは疑問だ」と強調。

  法案では、養子皇族に生まれた男子が天皇になれる一方、現天皇の子の女性皇族やその子は天皇になれません。

  「毎日」は「男系に固執する養子案は時代錯誤だ」としている。

 

  わずか3時間の質疑で改定案採決が強行されたことに対して、

 

 朝日などが「成立へとひた走るさまは、立法府の責任をまっとうしたとはとても言えない」と批判。 

 

 また、10日の衆院議院運営委員会で、法案に盛り込まれた「旧宮家」の男系男子の養子縁組に関し、日本共産党の塩川議員の質問に、


 宮内庁が、天皇と皇籍離脱した「旧宮家」の男性には「36親等から38親等の隔たりがある」と答弁。

SNSで衝撃をもって受け止められ、「もはや赤の他人」などの声が相次いでいた。(以上)

 共産・れいわが反対、自民・中道の一部議員は欠席・退席したようだが、衆院の話なので社民党は議員がいない? また、参院の立民は反対を表明しているようだ。

 また、こんな記事をWebでみた。

 中道改革連合の野田前共同代表は10日、衆院本会議で通過した皇室典範改正案について「党の決定に従って賛成した」と明らかにした。典範改正案については「立法府の総意からは逸脱した部分がある。本来ならば私は反対すべきだと思っているが、火中の栗を拾ってくれた党執行部の邪魔をするわけにいかない」と述べた。
 野田氏は「女性宮家の創設」が持論だが、典範改正案には盛り込まれなかった。「私にとっては敗北だ。至極残念な結果だ」と語った。

 なんとも、情けない言い訳としか聞こえない。