雲は多いものの晴れ間も。今日の予報は晴れのち曇り、午後になると蒸し暑さを感じ始めた。明日は曇り時々雨で梅雨空が戻りってきそうである。


 やっと小池都知事が3選出馬を表明した。これで役者がそろった感じである。
小池知事は出馬表明の中で、多くの方々からの出馬要請を受ける形で無所属で出馬することを明言した。
 自民党都連と公明党が支援方針を示し、小池氏が特別顧問を務める「都民ファーストの会」も支援するが、奇異に映るのは、都内の62区市町村長のうち52首長が出馬を要請していることである。

 知事選には、蓮舫参院議員が無所属での出馬の意向を示しており、立憲民主、共産、社民の各党が支援する方向なのだが、立憲代表の泉氏は蓮舫氏が離党届を出しての無所属で「オール東京の候補者」として立候補することに、へそを曲げたのか?応援しないこともありうると発言したようだ。それとも、立憲の候補者として知事選には立候補すべきであり、立憲の候補者として立候補しても勝てるとでも思っておられるのか、もしそうだとしたらちょっとおめでたいような気もするのだが。あるいは、連合の芳野会長に対する気兼ねなのかもしれない。

 国民民主党の代表や連合の代表や幹部は、市民と野党の統一候補者として蓮舫氏を擁立することに、また、その中に共産党が入っていることへの皮肉?いやがらせ?「共産党の候補者みたい」という発言もある。
国民民主党は、民主党の時代に小池知事を代表とする希望の党との合流を画策した人たちが作った政党であり、当然、小池知事とは近い関係であり、そのとき排除された人たちが作ったのが立憲民主党である。また、国民民主党が改憲派の政党なのに対して立憲民主党は曲がりなりにも護憲の政党という決定的な違いがある。彼らにとっては、もし、蓮舫氏が当選しようものならば非常に面白くないということなのか。

 日本維新の会は、独自候補の擁立を断念する考えを明らかにしたが小池氏の応援に回りそうな気もする。

 知事選には40人以上が立候補するという情報もあるが、実質は自公・国が推している現知事と市民と野党の統一候補の蓮舫氏の対決、「6月20日告示、7月7日投開票」目が離せなくなった。