昨日は何とか雨も降らず持ちこたえていたが、今日は未明から雨。今日から宮崎国際音楽祭が始まり、今日は12時から18時まで「みやざき国際ストリート音楽祭」なのだがこの雨だと中止になったり場所を移動しての開催となりそうだ。
 予定がないなら見に行こうと女房と話していたのだが、月曜は毎週予定が入っていることを忘れていた。残念ながら断念した。


 衆議院の3つの補欠選挙(東京15区、島根1区、長崎3区)、特に、保守の牙城である島根1区で初めて自民党以外の政党が議席を占めたことの意義は大きい。それも、保守分裂ではなく事実上の自民と野党の一騎打ちでのそれも大差?をつけての勝利は、如何に今回の裏金問題とその出鱈目な処置は自民党の組織ぐるみの犯罪と受け取った有権者が多かったためではなかろうか。

 長崎3区は、立憲野党の立憲民主党と野党ではあるが自公の補完勢力の維新の闘い、結果は立憲に軍配が上がり、東京15区は、立憲の候補を共産党が応援するという構図で維新の候補と小池氏が推した候補を国民民主党が推薦する2人の候補を負かした。ここでも、自公の補完勢力の2人の候補が敗れたということは次回の衆院選の方向を示す足がかりになりそうである。

 ただ、3選挙区とも投票所に足を運んだ人は過去最低?だったようで、喜んでばかりは折れないことも確か。今回はあくまで敵失による棚ぼたであり、1野党が自民に勝てるほど力を持った野党がいないことも確かである。
 市民連合などを中心として立憲野党が集まることが一番大事だが、その足を引っ張るのが連合の芳野会長と国民民主党だが、立憲民主党が毅然とした態度がとれるかどうかである。

 連合主催のメーデーには岸田首相も来賓として挨拶したようで、連合は決して中小企業の見方ではなく自民と連携している組合組織ということも明らか(過去に自前の候補を下ろして、自民党候補を応援したことも)である。
 今回の勝利を立憲民主党の執行部がどう判断するのか、芳野会長の言動にふらつくようでは心もとないが少しは野党共闘しか道のないことを自覚できたかも。