昨日は24℃までは上がらなくしのぎ安い一日だったが、今日は朝から西風が吹き天気の回復も早そうで、洗濯日和になりそうであるが、南から暖かい空気が流れ込んでいるのか蒸し暑さを感じる。

 唐突に二階元幹事長が次回の衆院選には立候補しない、引退することを発表した。二階氏の処分に頭を悩ましていた自民党幹部にとっては渡りに船? あるいは、両者の間で裏取引があったのかもしれない。

 毎日によると、

 自民党は、自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り二階元幹事長が次期衆院選への不出馬を表明したことを受け、二階氏に対する党の処分を見送る検討に入った。安倍派幹部を務めた松野前官房長官、萩生田前政調会長、高木前国対委員長の3氏については、安倍派のパーティー券収入の還流に関する2022年の幹部会合に出席していた塩谷元文部科学相ら4氏より軽い処分とする方向で調整する。

 自民関係者が25日明らかにした。松野氏ら3氏は安倍派の有力議員「5人衆」のメンバーで、松野、高木両氏は事務総長経験者として衆院政治倫理審査会に出席した。政治資金収支報告書の不記載額は萩生田氏が2728万円、松野氏が1051万円、高木氏が1019万円で、234万円だった塩谷氏らより多額だったが、安倍会長(当時)が還流をやめるよう指示した22年の幹部会合などには出席しておらず、一定の配慮がいると判断した模様だ。

 党執行部は、22年の幹部会合に出席した塩谷氏、下村元文科相、西村前経済産業相、世耕前参院幹事長の4氏の責任は重大だとみて、党内処分の中では3番目に重い「党員資格停止」か4番目の「選挙での非公認」処分を検討している。松野氏ら3氏については4氏より軽い処分とし、「選挙での非公認」か「党の役職停止」とする方向だ。3氏は既に党の役職などから退いており「役職停止」なら形式的な処分となる。(毎日)

 遅かれ早かれ二階氏引退は近く、その後釜を2人の息子(秘書をしている息子と地元で二階事務所を取り仕切る息子)と世耕氏が参院からの鞍替えで狙っているとされている。
 
 また、衆議院小選挙区の区割りの改定により公職選挙法の一部を改正する法律が令和4年12月28日より施行され、和歌山県の衆議院小選挙区は3から2に減る。
そこで、党の処分を受ける世耕氏は少なくとも党の公認は得られないだろうと見込んだ二階元幹事長が勝負に出た。ただ、息子2人は議員になることを望んでいるようで、骨肉の争いに発展する可能性もあるが。