最近、犬や猫の本を読み漁っているカホゴ飼い主です。と言っても勉強しようと思っているわけではなく、娯楽で読んでいるだけなのですが、それでも色々と勉強になることがあります。カホゴ飼い主は、生まれてからずっと猫と暮らしてきたので、猫のことは結構分かっているつもりでしたが、意外に知らないこともありました。その1つが猫の爪のことです。
（チラッ。）
以前にチロが、キャットポールを登った時に爪が落ちてきて、根元から折れたように見えたので、あわてて抱っこしてチロの全部の爪を確認したのですが、折れている箇所は見当たらず、不思議に思ったことがありました。ところが最近読んだ本によると、猫の爪は表面が剥がれてその下に新しい爪が出来上がっているので、根元からスポッと抜けると剣の鞘のようになっていることもあるのだとか。根元から折れたように見えたのは、正にそういう状態だったようで、すでに新しい爪がシャキーンと生えていたようです
チロはいい迷惑でしたね
猫飼いの人は「常識じゃん。」と思う人もいるかもしれませんが、カホゴ飼い主は猫の爪を切らないため、触ることもないので、人間と同じように研いだり、削ったりしたら、根元から伸びてくるだけだと思っていました猫が爪を研ぐという動作は、爪を研ぐというより、その行為自体が気持ち良かったり、肉球から分泌される物質をこすり付けるマーキング行為なのだとか。後ろ足は爪とぎしないのが爪とぎではない証拠だそうです。そして、毛づくろいの時に爪を噛んで引っ張るようなしぐさは表面の古い爪を剥がしているのだそうで、これこそが爪のメンテナンスなんだそうです。爪に付いたゴミを取っているのだと思っていました猫のこと、まだまだ知らないことはたくさんありそうです。これからももっと猫のことを知って、猫たちが快適に暮らしていけるようにしたいと思います