基本データ

名称:滝山の滝

別名:弁天滝

落差:10m

所在地:東京都あきる野市乙津

水系:多摩川水系秋川支流穴場沢

評価:☆☆☆(5段階中)

難易度:1(5段階中)

 

あきる野市の乙津地区にある滝で、都道33号線のすぐ脇に落ちていますがほとんど知られていない超マイナーな滝になります。

 

以前、檜原村の滝へ行こうと都道33号線を五日市から檜原方面へ走行していたときに、乙津地区あたりで山側にちらっと滝のようなものが見えた気がして、帰宅後ネットで調べてみました。すると、いせさんのホームページで穴場沢F1として紹介されている滝が形からしてそのとき見えた滝だとわかりました。その後、さらに情報を調べていたところ、このページに辿り着き、ここで滝名が判明しました。また、このページにでも述べられている通り、あきる野市が作成した「知って守ろう あきる野の自然」というリーフレットにもこの滝が写真付きで載っています。

 

滝付近の車道は駐車禁止で停められるような場所も無いので、自分は橋沢の滝へ行くときと同じように作業道橋沢線の入口に駐車し、そこから歩いていくことにしました。穴場沢を都道33号線が跨ぐ地点まで来れば、あとは沢沿いに進んでいけば滝に着きます。

 

こんな感じで傾斜のある沢を登っていくとすぐに滝です。

 

滝山の滝

 

2段構成の滝です。

 

滝山の滝

 

支流の穴場沢に懸かるので、残念ながら水量は少ないです。

 

滝山の滝・下段

 

下段は2m程で、かなり小さめです。

 

滝山の滝・下段

 

下段の横には取水用のホースが伸びており、撮影するとどうしてもそれが写ってしまうのが少し残念なところです。

 

滝山の滝・上段

 

上段は8mくらいですが、ここからでは下段の影に隠れて一部しか見えません。

 

滝山の滝・上段

 

かなり知られていない滝ではありますが、橋沢出合滝(仮)の名称を聞き込みしていたときにこの滝のことを地元の方に教えていただきました。その方曰く、この滝のある山が滝山というようで、この滝山の滝という名前はそれが由来なのだと思います。

 

滝山の滝・上段

 

ちなみに、先述のあきる野市のリーフレットには「弁天滝」という名前で載っていましたが、そのページには「弁天滝は滝山の滝に変更になりました」との注釈があったので、それに倣ってここでは正式名を滝山の滝、別名を弁天滝として紹介させていただきます。

 

滝山の滝・上段

 

下段の左を登って、上段の真下まで来ました。

 

滝山の滝・上段

 

岩肌を伝うように水が流れ落ちてきます。

 

滝山の滝・上段

 

増水したときに来ると、今回は流れていなかった左側にも水が流れ、幅広の美しい滝になりそうです。

 

滝山の滝・上段

 

滝が流れる岩盤をよく見ると、薄い層状の岩が幾重にも積み重なったような感じになっており、なかなか面白いです。

 

滝山の滝・上段上部

 

上段の落ち口付近は水路のようになっており、そこから水が溢れるようにして落ちてきます。

 

滝山の滝・上段下部

 

下部の岩盤が赤みがかっているのもこの滝の特徴です。

 

滝山の滝・滝壺

 

岩肌を伝うようにして流れる滝なので、この通り滝壺は無いに等しいような感じでした。

 

滝横の灯篭

 

滝の横には空洞があり、そこには灯篭がありました。おそらく、この滝は地域の方には昔から大切にされてきたのだと思います。

 

道路のすぐ脇にあって、ちゃんと名前もあるのでもうちょっと認知されても良さそうな感じの滝でした。